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ボタニカ みんなのレビュー

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みんなのレビュー113件

みんなの評価3.7

評価内訳

113 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

ボタニカ、そして植物学

2023/05/02 22:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る

植物学者牧野富太郎の一代記である。植物の名を氏素性を明らかにすることを求め、大学の権威を求めはせず、ひたすら植物を追い続けた姿は、崇高である。しかし、実生活は、世間の常識から見れば、破綻していたのかもしれない。妻や子供たちは、そんな彼をてても大切にしていたように思える。社会の役にいつか立つと信じて、それに対する報いを求めず生き抜いた男だった、それが科学史に残る所以であろう。

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紙の本

一心不乱になれる人

2023/02/18 15:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る

牧野富太郎が造り酒屋の息子だったのは知っていたが、ここまで破天荒な人物とは!
植物の研究のために実家の家業を顧みず、当時の家父長の役割を果たしているとも言えぬ生活ぶり。遂に実家の造り酒屋は人手に渡し、自身は様々な資料、最新鋭の道具を揃えるために借金を重ね続ける。
在野の研究者から一躍名を成す人は常人と違うのだろう。富太郎は植物の声が聞こえる。
日本の植物学の黎明の人物が活写される。

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紙の本

ボタニカ

2022/08/08 11:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る

植物学者として、牧野富太郎さんの名前は知っていましたが、これまでどういったことをした人なのか、またどういう人なのかということを知りませんでした。この本を読んで感動しました。

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紙の本

牧野先生

2022/08/02 21:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

牧野さんが小学校すらーなんて。それでも、これだけすごく、立派な業績を残されているのですね、ますます、尊敬……しかし、それも、家族の支え、妻のお陰なんだなあ。で、これは小説?すべてフィクション?

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紙の本

朝井まかてさんはまたも感動作を生み出した

2022/03/03 15:39

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

植物学者牧野富太郎のことは、その生涯や業績は知らなくても、名前だけが知っているという人は多いかもしれない。
 理科の授業であったか、日本史のそれであったか、よくは覚えていないが、子供向けの伝記もたくさん出版されているようだから、有名人であることは間違いない。
 本作品は朝井まかてによる牧野の生涯を描いた長編小説である。

 タイトルの「ボタニカ」は「植物」を指す言葉だが、この作品の中で若い頃の牧野がその意味を尋ねられて「種」と答える場面がある。
 牧野のこの国の植物学や教育の現場で果たした役割もまた「種」であったのだろうと、この長い物語を読み終わって感じた。

 それにしても牧野のような生き方が誰もができるわけではない。
 土佐(高知県)の酒づくりの大店の息子でありながら、その財産をすべて自身の学問に使い果たし、故郷に妻がいながらも学問の地には女と別の所帯を持つ。
 いくら学問ができたとはいえ、こういう人物を親戚に持つと大変だろうが、故郷の本妻(やがて離縁するが)も東京での女(やがて本妻となるが)も牧野を支え続ける。
 あるいは、小学校中退という学歴しかなく研究を続けた大学で冷や飯を食い続けるが、その一方で彼の支援し続ける人もいた。
 「人生は、誰と出逢うかだ。」、本作の終盤近くに、朝井はこう書いた。

 それにしても、朝井の筆のなんと自由闊達なことか。
 特に最後の10数行の文章は、作者の心の高ぶりがそのまま伝わってくる、詩のような名文だ。
 牧野風に書くならば、草木の澄み切った露のような。

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紙の本

植物に魅せられて

2022/02/13 14:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

土佐に生を受け子供の時から学問好き、武士の塾にまで出向き漢学等を学び優秀。小学校の授業は面白くないと途中退学。最も興味のある植物学への道を進み始める。欲しいと思った書物や機械は即、手に入れお金のことは全く気にしない。学歴や地位はまったく眼中にはなく野山での採取や標本作り、写生等の実践主義。日本の植物学を研究し広めた牧野富太郎の話。郷里の土佐と東京を行き来しながら東大への出入りも認められ自分の好きなことを突き進む。それを支えた土佐の妻と東京の妻。土佐の家がそれなりの資産家だったから可能だった道。でも実家が清算された後は東京の妻が支えた学問の道。「好き」だからできただけでは語られない人生。人柄も大いに関係していると思う。途中の三菱や篤志家からの援助の面や東京の妻の死以後の主人公の心模様がもう少し描写されていれば。植物と語る場面やニコライ司祭、森鴎外との話など作者のいままでの集大成の作品にも思えるがここからまた新しい作品がでてくるのだろうか。

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2022/08/23 17:32

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2022/02/22 23:30

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2022/01/25 23:16

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2022/09/25 17:06

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2022/02/03 20:23

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2023/01/25 17:27

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2022/01/22 12:20

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2022/03/15 20:39

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2022/05/18 14:27

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