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ブラックホール 宇宙最大の謎はどこまで解明されたか みんなのレビュー
- 二間瀬 敏史 (著)
- 税込価格:946円(8pt)
- 出版社:中央公論新社
- 発売日:2022/02/21
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電子書籍
ブラックホールについて
2024/02/02 12:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブラックホールについてどこまでわかっているのか最新の知見とともに記述されていて面白い。中性子星の延長線上で高密度な天体だと思っていたがそう単純な話ではなく事象の地平線を越えると通常の物質は消えてしまうことが興味深かった。
紙の本
ブラックホールの研究が発展した経緯を知ることができました。
2022/04/18 20:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:akihiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学では物理学を専攻していましたが、一般相対性理論はほとんど理解できていませんでした。本書を読んで、一般相対性理論では空間自体が光速を超えることが許容されていることを初めて知りました。
本書の趣旨は、副題の通り「宇宙最大の謎はどこまで解明されたか」を知ることであり、理論に深入りしすぎていない点が素晴らしいです。さすがに一般相対性理論の説明はありますが、あくまでブラックホールの研究の経緯を知るために必要な程度に要約されており、読みやすかったです。
1章は時空の歪みなど非日常的な感覚をある程度掴む必要がありますが、具体的な仮想実験を引き合いに出して解説しています。一般相対性理論を一般向けに解説した本を何冊か読んだことがありますが、それらと比べてわかりやすいと感じました。本書よりも文章量を削ると具体的に想像することは難しくなり、不思議な印象を持つに留まってしまうのではないかと感じました。
どのように解明が進んでいるのかだけでなく、どのような疑問が残されているのかも知ることができ、非常に面白かったです。今後の研究の発展が楽しみです。
電子書籍
☆ブラックホール☆
2024/05/08 20:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブラックホールとは、宇宙空間に存在する天体のうち極めて高密度で、強い重力のために、物質だけでなく光さえも脱出することができない天体である。
巨大な天体を観測すると、その向こう側から来る光が曲げられて見えることから、光も重力の影響を受けることは知られていた。そして、重力が強大になると、ある点で、光すら脱出できない状態となる。光より速い物質は存在しないというのが前提にあるため、いかなる物質、電波等が発出されないという特性から、その天体を直接的に観測を行うことは困難である。そのため、その近傍にある他の天体や、その背後に見えるはずの天体との相互作用を介した観測が行われている。
太陽系がある天の川銀河系も含め、現在観測されているその他銀河系や連星系の殆どについて構造を検討すると、その中心天体はブラックホール化していないと説明がつかないことが多いということだ。
地球から最も近いところでは、約1000光年先にある連星系HR6819がブラックホールである候補とされている。また、記憶に新しい2019年に撮影に成功したブラックホールは、約6000万光年先に存在しているということである。
古い天文学やSF界隈で存在がまことしやかに言われており、物理学者ジョン・ホイーラーの提唱で世間により明るみとなったブラックホールであるが、まだまだ謎・神秘を沢山孕んでいる。
紙の本
☆ブラックホール☆
2024/05/08 20:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブラックホールとは、宇宙空間に存在する天体のうち極めて高密度で、強い重力のために、物質だけでなく光さえも脱出することができない天体である。
巨大な天体を観測すると、その向こう側から来る光が曲げられて見えることから、光も重力の影響を受けることは知られていた。そして、重力が強大になると、ある点で、光すら脱出できない状態となる。光より速い物質は存在しないというのが前提にあるため、いかなる物質、電波等が発出されないという特性から、その天体を直接的に観測を行うことは困難である。そのため、その近傍にある他の天体や、その背後に見えるはずの天体との相互作用を介した観測が行われている。
太陽系がある天の川銀河系も含め、現在観測されているその他銀河系や連星系の殆どについて構造を検討すると、その中心天体はブラックホール化していないと説明がつかないことが多いということだ。
地球から最も近いところでは、約1000光年先にある連星系HR6819がブラックホールである候補とされている。また、記憶に新しい2019年に撮影に成功したブラックホールは、約6000万光年先に存在しているということである。
古い天文学やSF界隈で存在がまことしやかに言われており、物理学者ジョン・ホイーラーの提唱で世間により明るみとなったブラックホールであるが、まだまだ謎・神秘を沢山孕んでいる。
紙の本
文系の私も何とかついて行けました
2022/03/14 22:14
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
第3章までは何とかついていくことができた、第4章は少し文系の私には難しかったかも。スタートレックシリーズの「ディープスペースナイン」を欠かさず観ていたのが理解につながったのかも
紙の本
宇宙物理学の歴史を振り返る1冊
2022/03/14 11:56
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブラックホールを引き合いに出し、宇宙物理学の歴史はどういうものだったのかを振り返る1冊です。
様々な物理学者の名前と写真が登場します。数式も多々登場しますが、苦手な人も読み物として読み進めることが可能です。できるだけ簡略化して文章が書かれています。教養書として最適な1冊と言えるでしょう。
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