男劇団 青山表参道Xインタビューシリーズ 『ぼくらの“演りたい”本』

©「エンドレスリピーターズ」製作委員会

オスカープロモーション初の男性エンターテインメント集団『男劇団 青山表参道X』。仮面ライダーで主演した飯島寛騎や西銘駿など、イケメン33人が所属する注目の男劇団のインタビュー連載シリーズ。
7月の舞台『ENDLESS REPEATERS(エンドレスリピーターズ)』に出演するメンバーを中心に、「僕が演じてみたい役」をテーマに、好きな本や漫画を取り上げていただきます。作品のどんなところに惹かれ、どの役柄を演じてみたいか、その理由などをインタビュー!公演への意気込みや見どころも語っていただきます。

第6回 栗山航の“演りたい”本

くりやま・わたる

1991年東京都生まれ。A型。176cm。2013年「牙狼<GARO>~闇を照らす者~」、「牙狼<GARO> -GOLD STORM-翔」で主役・道外流牙役を務める。2016年「ジャパンアクションアワード2016」ベストアクション男優賞優秀賞受賞。2019年「Aloha story~ハワイから愛をこめて~」(陸斗役)など。

内容を聞かれても困るくらいの“おふざけ漫画”の主人公です(笑)

実は僕、ふだん本や漫画をほとんど読まないんです。そんな僕が人生で唯一買って読んだのが漫画『浦安鉄筋家族』と『ドラゴンボール』。演じるなら『浦安鉄筋家族』の主人公こてっちゃん(大沢木小鉄)かな。この作品は、内容を聞かれても困るくらい内容のないおふざけ漫画です(笑)。こてっちゃんは、いつも海パン一丁。おバカな小学生ですが、クラスのリーダー的存在として愛されているんです。このこてっちゃん役にはぜひトライしてみたいですね。というのも、僕コメディがすごく好きで、小さい頃からコメディアンに憧れていたんです。なかでもジム・キャリーが好きで、彼が主演している『マスク』を見て育ちました。変身した後のジムのおかしさや怪しさは彼にしか表現できない。あそこまでぶっ飛んだ演技がよくできるなと、大人になって改めて感じます。僕自身はお笑いキャラとか、持ちネタがあるというわけではないのですが、今後はコメディにチャレンジできればと思っています。

ちなみに、『ドラゴンボール』で好きなキャラクターは幼少期の悟飯です。自分が強いのか強くないのかわかっていない、でも悟空という親を持ち、絶対的な天性の強さを持っている。そういう最強のキャラが大好きです。でも実写版で演じられる自信はまったくないので、もしオファーがきたとしても断ってしまうと思います(笑)。

今後はコメディやバラエティに挑戦したいですね

僕がこの業界に入ったきっかけは、たまたま大学時代のアルバイトでオスカーで働いたことでした。もともと人とコミュニケーションをとるのが得意じゃないし、役者になるつもりもなかったのですが、『牙狼<GARO>』という作品に出させてもらって、演じる楽しさに目覚めたんです。作品が面白かったこともあったのですが、みんなが一つのものに向かって作り上げることに魅力を感じました。演じることは難しいですが、今は楽しい方が勝っていますね。コメディアンに憧れていたというお話をしましたが、今後機会があれば、「男劇団 青山表参道X」のメンバーでバラエティ番組をやりたいです。みんなでドライブとか、街歩きとか、無人島に投げ込まれるようなサバイバル企画とか、劇団のみんなでやれば絶対面白いと思うんですよね。

僕たちの力量や真髄を見せなきゃいけない

舞台『ENDLESS REPEATERS(エンドレスリピーターズ)』は、「男劇団 青山表参道X」にとって2回目の公演となります。旗揚げ公演は大成功だったので、2回目でぶち壊したくないですし、僕たちの力量や真髄を見せなきゃいけない舞台だと思っています。ここでこけたら次はないと思っているので、死に物狂いで取り組みます。まだ稽古が始まっていないのですが、今から楽しみです。どんな舞台でも同じことが言えるのですが、自分たちが楽しまないと、お客さんが楽しめるはずないと思うので、誰よりも楽しみながら演じたいです。(本インタビュ-は2019年6月取材時のものです)

次回予告

次回8月16日の更新は定本楓馬さんと小沼将太さんの二名が登場!おっとりとした雰囲気の定本さんと、男気あふれる小沼さん、見た目は対照的なお二人ですが、演じてみたいキャラクターはなんでしょうか? どうぞご期待ください!

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男劇団 青山表参道Xについて

2017年11月にオスカープロモーションで始動したプロジェクト。これまで個々で活動していた俳優やモデルら総勢33名で構成されるエンターテインメント集団。33人の経歴はさまざまで、「ジュノンボーイ」や特撮経験者、ミュージカル「テニスの王子様」などの2.5次元舞台を中心に活躍する俳優らが所属。
https://oscar-aox.jp/

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