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- 男劇団 青山表参道Xインタビューシリーズ 『ぼくらの“演りたい”本』
- 第7回 定本楓馬の“演りたい”本
オスカープロモーション初の男性エンターテインメント集団『男劇団 青山表参道X』。仮面ライダーで主演した飯島寛騎や西銘駿など、イケメン33人が所属する注目の男劇団のインタビュー連載シリーズ。
7月の舞台『ENDLESS REPEATERS(エンドレスリピーターズ)』に出演するメンバーを中心に、「僕が演じてみたい役」をテーマに、好きな本や漫画を取り上げていただきます。作品のどんなところに惹かれ、どの役柄を演じてみたいか、その理由などをインタビュー!公演への意気込みや見どころも語っていただきます。
第7回 定本楓馬の“演りたい”本

さだもと・ふうま
1995年北海道生まれ。A型。175cm。2016年ミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズン(不二周助役)にて本格デビュー。「映画刀剣乱舞」(骨喰藤四郎役)、テレビ東京木ドラ25「テレビ演劇 サクセス荘」などに出演し、幅広く活動している。
強くて男気あふれるキャラクターに憧れます
僕が演じてみたいのは、中学生の頃にハマって読んでいた漫画『アライブ 最終進化的少年』の主人公・叶太輔(かのう・たいすけ)です。なんでもない日常からある日突然、世界中で自殺騒動が起こり、それをきっかけに自殺ウイルスが蔓延するんです。自殺衝動を頑張って抑えると超能力が得られるというSFアクションなのですが、いじめ問題や家族愛、友情、登場人物一人一人が抱えている闇など、めちゃくちゃドラマがあって感動するんです。主人公の太輔は悪の組織に立ち向かう正義感あふれる男。僕、自分が可愛い系とか、柔らかい雰囲気にみられることが多いので、強くて男気あふれるキャラクターに憧れているんですよね。
小説は小学生や中学生の頃はよく読んでいました。当時人気だったのが作家の山田悠介さん。なかでも『ニホンブンレツ』は特に好きでした。近未来の日本を舞台に、東西の間に壁ができてしまい、行き来できなくなるんです。付き合っている男女がいて、男の子が仕事で東京に行っている間に壁ができて、彼女に会いにいこうと西に潜入するのですが……。ネタバレしちゃうのでそれ以上は話しませんが、とにかく面白い。演じてみたいというより、その世界観の中に入ってみたくなる作品です。最近は小説より台本を読むのが好きで、すぐお芝居をしたくなっちゃうんですよね。
自分にも、人のためになることができる
僕がこの世界に入ったきっかけは、小さい頃ドラマや映画を見て、役者への単純な憧れからでした。本格的に役者の道に進もうと思ったのは、専門学校に入ってからです。事務所に入って、舞台に立ち、お見送りの時にお客さんに嬉しい感想をいただくことがあるのですが、自分にも人のためになることができているんだなって。お客さんに何かを感じて帰ってもらえるこの仕事っていいなと思ったんです。尊敬している役者さんは山田孝之さん。ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』で演技力に感動して、その後『勇者ヨシヒコ』でのまったく違う一面に驚きました。僕はまだまだですが、山田さんのようにどんな役もこなせるような役者になりたいと思っています。
みんなで努力してきたことを惜しみなく出したい
「男劇団 青山表参道X」の前回の旗揚げ公演は青春群像劇だったのですが、今回の舞台『ENDLESS REPEATERS(エンドレスリピーターズ)』は謎解きの要素が多いので、ドキドキ、ハラハラと楽しんでいただけると思います。でも、謎解きモノは伏線を張るのが難しいので、演技力が試されます。一年間みんなで努力してきたことを惜しみなく出していけたらと思っています。余談ですが、僕今めちゃくちゃ免許がほしいんです。運転には自信がないので、車に乗らなくてもいいのですが、とにかく写真付きの身分証明書がほしい。僕もう23歳なのに、コンビニでお酒買うときに必ず年齢確認されるんですよね。童顔だけど、僕もう大人なんです!(本インタビュ-は2019年6月取材時のものです)
次回予告
次回8月23日の更新は塩野瑛久さんです。漫画が大好きだという塩野さんはなんと5つも考えてくださいました! どんなキャラクターを演じてみたいのでしょうか? どうぞご期待ください!
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男劇団 青山表参道Xについて
2017年11月にオスカープロモーションで始動したプロジェクト。これまで個々で活動していた俳優やモデルら総勢33名で構成されるエンターテインメント集団。33人の経歴はさまざまで、「ジュノンボーイ」や特撮経験者、ミュージカル「テニスの王子様」などの2.5次元舞台を中心に活躍する俳優らが所属。
https://oscar-aox.jp/