ブックキュレーターhonto代表 加藤嘉則
ブレークスルーに王道はない。壁の前で自分に言い聞かせ、そして自分に問う時に読む本
画期的技術や先進的ビジネスモデルを生む方法論は世の中に存在しない。それは積み重ねであり自分への問いの繰り返しによってふと授かるものであろう。その手さぐりの、先人が通りしかし同じものがないプロセスの中で、考えるヒントをあたえ、自分の中にある力を鼓舞させる本たちを集めてみた。
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まるで子供が大人になる過程で、子供のころ見えていた聞こえていた新しいことを失うように、企業も大人になる事で守るものが重くなるらしい。しなやかな人、法人であることの難しさの中で子供であり続ける事、子供の目を持つことの大切さを問う。持続的成長の中に新しい姿は降臨するのか。
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生活者としての自由度からすれば、数々の開かれたネットツールが広く解き放たれ、国を越え、古いしがらみを越えサービスが提供されている。では、企業はどうなのだろうか。オープンというとらえどころのない自由さと不安の中で、何を競争優位としてどう戦っていけるのだろうか。サイロを捨てて活力ある企業に生まれ変わる事を問う。
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顧客の体験をすべてコントロールする。その厳しさをすべて受け入れそして皆にも求めた。癌を克服したかに見えたスタンフォード大学卒業式でのスピーチで、Stay Hungry, Stay Fullishと語りかけた。協奏で時代を変えるSexyは生まれるのか。背負い貫く大切さを真剣に問う。
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管理された組織は間違ったところにはいかない。しかしながら、もっと面白い到達点があったかもしれない事実。求められた場所は自発的に行きたいと思った場所ではないのだから。人の中に潜在する能力はモチベーションにより解き放たれるのではないか。画一こそ効率 が言われる昨今の中で創造性を生む働き方とは何なのだろうか。
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人が集い法人という名の人を創っている。人であるからには、企業にも好き嫌いもあれば得意不得意もある。社会を構成する人がなぜそこにいるのか、何を求められているのか、どう変わってゆくのか。冷徹な数字と構造に魂をいれ真実とするための知恵が凝縮している。
ブックキュレーター
honto代表 加藤嘉則株式会社トゥ・ディファクト 代表取締役社長。山形県出身、筑波大学卒。DNP(大日本印刷)の電子出版ビジネス立ち上げプロジェクトに参画後、2013年3月に現職に就任。「本好きに愛される書店」をめざしハイブリッド書店hontoの改革に向けて奮闘中。隙間時間でスマホを使って電子書籍を読み漁る。「理解する事よりも本から感じる」ことが大切と考え、分野選ばず真実を探し求める。好きな作家は山崎ナオコーラ、遠藤周作。
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