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不思議の国はこちらです。架空の世界を旅した気分になれる本
現実世界でどんなに旅をしても、たどり着けない場所があります。2千年前の唐の国、アラビアンナイトの王宮、人々が超能力を使えるようになった星などなど。物語のなかでしか味わえない、あり得ないアクシデントに巻き込まれてみてはいかがでしょう。波乱万丈の冒険の後、ちょっと哲学的な気分にもなれる小説を集めました。
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屋久島で育った孤児の詠爾が、父親を探すため旅をする物語です。本書は架空の世界を描いたものではないのですが、イギリス人の著者が描き出す東京や屋久島の印象は、日本人の感覚とはやや異なり、パラレルワールドのように思えてきます。短い文章で綴られる東京の情景と主人公の心情が錯綜し、イメージの奔流にぐいぐいと引き込まれます。
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あるとき羊使いのサンチャゴは、「エジプトに宝物が眠っている」という夢を見ます。彼は素直に夢を追い、アフリカの砂漠を越えてピラミッドを目指します。迷いながらも自分の心を信じて淡々と旅を続けるサンチャゴの姿に、人生に必要なものは何なのか?そんなことを考えさせられます。
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