ブックキュレーターhonto編集員
女性が「結婚しない」という選択を考えた始めたときに読みたい本
「結婚はまだなの？」と聞かれることに憂鬱になりながら、それでも漠然と「結婚を目指そう」と思っていたはずなのに・・・。「私、本当に結婚したいのかな？しなくてもいいのかもしれない」そう思いはじめた女性に、ぜひ手に取ってほしい本を紹介します。この先どんな道に進むとしても、読めばきっとあなたの背中を押してくれることでしょう。
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結婚しなくていいですか。 すーちゃんの明日
益田 ミリ（作）
柔らかな絵柄のなかで時折グサリとくる言葉で胸を刺す四コマ漫画、「すーちゃん」シリーズの第2弾です。35歳独身の「すーちゃん」を中心に、独身の不安、家族の介護、また結婚後の孤独など、女性たちがいろいろと思い悩む姿を繊細に描いています。結婚や将来とどう向き合ったらいいのか、そんなことを考えるきっかけとしてぴったりな一冊です。
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35歳独身の主人公・えみこの、さりげなく前向きでマイペースな一人暮らしを綴った「独りでできるもん」シリーズの第5弾です。結婚や恋愛をあきらめてはいないけれど、自分を卑屈に思うことなく今を楽しんで生きる女性の姿を描いています。結婚するしないに関わらず、「人生を楽しむ」ことが大切だと思い出させてくれる一冊です。
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29歳（単行本刊行時）の若き美人女性ライターが「結婚したい」女性たちを社会学的に分析した本です。アラサー独身女性へのインタビューをもとに、結婚願望とは裏腹の複雑な女心に迫っています。社会学の本ですが読みやすく、自分と似た境遇の独身女性の本音を聞いてみたい人はぜひ手に取ってみてください。
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結婚しない Ｗｏｎｄｅｒｆｕｌ Ｓｉｎｇｌｅ Ｌｉｆｅ
白崎 博史（著）
2012年に放送されていた人気テレビドラマのノベライズ版。結婚したくても縁がない「結婚できない」女と、仕事を選び「結婚しない」選択をした（と思っている）女の恋愛と友情を描いた小説です。それぞれの独身女性の生活を切り取り、「結婚とは何のためにするのか？」ということを考えさせられます。
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すらすらと最後まで読められる爆笑ラブコメディ小説です。『結婚できなきゃクビ！』と命じてきた上司の婚活アドバイスは、なぜか高級ブランドのマーケティング戦略に基づいたもの。29歳のさやかは困惑しながらも、自らの価値とその輝かせ方を学んでいきます。恋愛や結婚という言葉に悩み、自分に自信がもてなくなった人は元気がもらえるはずです。
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