ブックキュレーターhonto編集員
気分はもう盗み読み!? あまりにもリアルな日記文学
日記や手記の形で書かれた文学というのは物語とは一味違った、生々しいリアルさがあります。主人公の胸の内がさらけ出されたもの、事実が淡々と綴られたもの、どれもが同じように胸に迫ってくるから不思議です。パートナーの携帯電話の盗み見なんて生温かいと思えるような、人様の日記を盗み読んでいるような気分が味わえる本を紹介します。
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知的障害を持つ青年チャーリイが脳手術を受けIQ185の天才となり、その後もとの知能に戻ってゆくまでが、本人の書き残したメモや手記を追うような形で描かれた小説です。子どものような文体が徐々に洗練され、しだいに衰退していくさまは、一度身につけた知能を失うことで生まれる、主人公の心の葛藤や物語の切なさをより一層強めています。
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