ブックキュレーターhonto編集員
沖縄をもっと知りたい、楽しみたい人に。ディープな沖縄に魅せられる本
離れていても沖縄のことを考え、次はいつ訪れようかと、いてもたってもいられなくなるほどの「沖縄好き」が増えているようです。ほかにはない独自の文化、美しい亜熱帯の自然、一度知り合いになると旧知の仲のように温かく包み込んでくれる人たち。ガイドブックでは教えてくれない、一歩踏み込んだ沖縄の魅力にどっぷりはまる沖縄本を紹介します。
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光と風と極彩色にあふれた沖縄を舞台に、くり広げられる物語です。ユタ(巫女)になれと命じられる主人公など、登場人物のキャラクターが際立っています。それに加えて、おおらかにユーモラスに描かれる沖縄独自の文化や伝統行事、生死観や祈りの心など。笑えて、ちょっと泣けて、ますます沖縄が好きになる一冊です。
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あたらしい沖縄旅行 新版
セソコ マサユキ(著)
沖縄県内で人気のカフェやパン屋、雑貨屋さんなどのオーナー。彼らが沖縄で店を営む意味や、商品に込めた思いを丁寧に取材した、読み物としても楽しめるガイドブックです。1店舗につき1ページ以上、なかには4ページも使って店の魅力を十分に伝えてくれます。店舗の空気感が伝わってきて、沖縄に旅立つ前から気分はすっかり常連客です。
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風に聞いた話 竜宮の記憶
三枝 克之(編・文) , 垂見 健吾(写真)
沖縄に吹く一瞬の風を感じさせる美しい写真とともに、沖縄の暮らしや神話、言い伝えを描いた本書。読んでいるだけで心が癒されていきます。どのページを開いても、南の島の風や光、潮の香りを感じられ、自分も時が過ぎるのも忘れて、風に吹かれながらゆったりとした時間を過ごしたくなってきます。
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行列ができる奇跡の商店街
吉崎 誠二(著)
シャッター街と化していた商店街が復活を遂げた3つの事例の一つとして、取り上げられているのが那覇市の栄町市場です。沖縄ならではの山羊の肉屋や怪しげな飲み屋があったり、「おばあ」のラッパーがいたりと、ディープな沖縄を体感できるこの市場。本書を読んだら必ず足を運びたくなるはずです。
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沖縄の情報誌ですが、単なるお店紹介の雑誌ではなく、沖縄で暮らす人々の食と暮らしをテーマに特集が組まれています。本号では、家族や親族とのつながりの強い沖縄ならではの家族の物語や、一年で一番大きな行事であるお盆に密着した記事など、沖縄に暮らしているような気分になれる内容が詰め込まれています。
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