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「難しそう」と思っている方へ!読みやすさで選んだ初めてのSF小説
SF小説は「用語が難解」「話が難しそう」などの理由で、普段なじみのない読者からは敬遠されがちです。ただ、広く科学技術をテーマにした小説ということであれば、最近では他のジャンルに分類されて刊行されることも多いので、知らずに読んでいる方も多いでしょう。ここでは「読みやすい」という視点で選んだ、古今東西の名作SFを紹介します。
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長編ですが、ジュブナイルSFなので読みやすいです。悪の帝国ゲルンによって重力が地球の3倍もある不毛の惑星ラグナロクに置き去りにされるという、死刑よりもむごい処刑をされたある地球人たち。彼らが3世代かけて地獄の環境に適応し、ゲルン帝国に反撃を開始する、という物語です。その群像劇で描かれる人間性に、心打たれるものがあります。
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短編がつらなって、一つの長編になる構造なので読みやすく感じます。ロボットの開発史を通じて人間性を問う古典的傑作で、「人間に危害を加えてはならない。人間の命令に服従しなければならない。その上で自分を守らなければならない」というロボット三原則を生み出した小説です。ロボットやAIが進化の途上にある今、必読の一冊と言えるでしょう。
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