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お化けや妖怪は好きじゃない?はじめてでも楽しく読める霊能者もの
オカルト系統のジャンルの、霊能者ものをご存知でしょうか?特殊な能力や道具を使い、お化けや妖怪といった存在と対話したり、闘ったりする人物が登場する小説です。お化けは怖いから苦手。死人が出るような重い話はちょっと・・・。陰鬱そうで手が伸びない。そんな人にもオススメできる、霊能者たちの活躍にワクワクできる小説を紹介します。
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大手観光バス会社をクビになり、弱小ツアー会社に再就職した主人公・町田藍。霊感体質を買われ、本物の心霊現象に会いに行くバスツアーの名物ガイドとなった彼女は、いろいろな心霊現象と相対します。喋ることと感じること以外はできない主人公が、それでも人のため、あるいは霊のために尽力するさまは、スリリングで目が離せません。
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霊が見える左目をもつ、ひねくれた青年・八雲と、彼に依頼を持ちこんだ晴香による心霊ミステリー。幽霊の怨念や心理を分析し、現実の事件を解決する八雲。そこで描写される怨念や情念の描写は生々しく重いのですが、それでも八雲と晴香のとぼけた会話が空気を中和してくれるので、さっくりと楽しめます。
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江戸有数の薬種問屋である長崎屋。その跡取り息子なのに病弱な若旦那・一太郎と、彼をとりまく妖たちの物語です。ある晩、辻斬りに襲われ、どうにか難を逃れた若旦那。彼は犯人を追ううちにその正体、さらには自分の出自を知り、自分の運命と対峙することになります。幼い頃からともにいる妖たちとの、とぼけた会話も楽しい一冊です。
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妖怪と人間が一緒くたになって暮らすアパートに入った、高校生の物語の第2弾です。主人公・夕士は、ある日ひょんなことから妖魔を封じた「魔道書」を解き放ってしまいます。その才能を見込まれ、霊力の修行をはじめることになりますが・・・。怪奇で愉快な毎日を通し、不思議な隣人や仲間によって主人公が成長していく青春ファンタジーです。
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