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田舎暮らしも悪くない!田舎に明るい希望が見える本
田舎というと、どうしても寂れているイメージがあります。しかし、田舎には都会にはないよさがあり、発展する希望を秘めているところもあります。ご紹介するのは、田舎を題材にして未来への希望が描かれた本です。小説から現代を分析した新書まで、これらを読むと今までの田舎のイメージが一変し、田舎に住むのも悪くないと思うかもしれません。
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テクノロジーの変化が世界を変え、インターネットを介して我々は土地の制約がなく仕事ができるようになってきています。この流れは世界中で加速し、本書では都会よりも土地の安い田舎に未来の生活があることを多くの情報とともに示唆してくれます。本書を読むと、これからの社会では田舎に住むのも悪くないと思うでしょう。
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日本にはまだまだ恵みがあふれいる。それが里山資本です。現代に漂う悲観的な空気を、本書は未来への希望を語って吹き飛ばしてくれます。石油に変わる燃料や、世界で見直されている木造構造物など。現代のさまざまな動きを詰め込んで、本書は「だから大丈夫だ」と語っています。これからの日本は田舎が鍵だという胸踊る内容です。
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ローマ法王に献上した「神子原米」を生み出したムーブメントは、いかに発生したのか。女子大生を村に呼んでイベントを開いたり、元ソ連共産党書記長に村おこしの一環で手紙を書いてみたら、結果、過疎の村が復興しました。「やってみる」精神がこれほどにすごいのかと、読むほどに田舎のパワーに圧倒される一冊です。
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『銭』を描いた鈴木みそが次に描いたのは限界集落の復興でした。老人だけの限界集落を、都会から逃げ出したゲームクリエイターやネットアイドルがオタクと盛り上げる。エンタメと村おこしが連動する現代を思わせる集落復興物語は、読者をつかんで離しません。コミカルな本書を読むと、田舎の村おこしに行きたくなるでしょう。
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