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新しいホラーの形!?背筋に突き刺さる独特の恐怖を感じる本
幽霊や妖怪、殺人鬼だけが恐怖の形ではありません。むしろ本当に恐ろしいものは、想像もつかないような姿形をしていたり、一見すると楽しげな表情をしていたり、あるいは日常生活の隙間にひそんでいたりします。既成概念から遠くかけ離れた、それでいて心臓を直撃するような畏怖。そんな新しい形のホラーを感じる本です。
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なぜ院長は「逃亡犯」にされたのか 見捨てられた原発直下「双葉病院」恐怖の7日間
森 功(著)
原発事故の直下、逃亡犯の汚名を被る「双葉病院」に起こったノンフィクション作品。放射線だらけの被災地、「患者を見殺しに」という虚偽の報道、医療スタッフの乗用車を乗り逃げた自衛隊隊員。そして何より、それらがすべて現実であるということ。災害を軸に描かれた絶望的な本著には、創作とは一線を画す恐怖があります。
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自分の好きな映画や音楽に、実は政治的な意図が隠されていたとしたら??政治的な宣伝を目的とした「プロパガンダ」の多くが、娯楽・芸術の仮面を被って人々に近づき、浸透していることが本書に記されています。「知らないうちに操られている」という恐れが日常に潜むことを知れば、猜疑心を植え付けられること間違いありません。
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