ブックキュレーターhonto編集員
管理職になるあなたへ!リーダーに必要とされる力を学べる本
とにかく現場の業務をこなせば評価されるヒラ社員とは違って、管理職には実にさまざまな役割が求められます。プロジェクトを進行するためのリーダーとしての牽引力、上司と部下の間で円滑に物事を導く折衝能力など。責任を負う立場の人間に必要な資質とは何か?はじめて管理職になる方にオススメのハウツー本を、ピックアップして紹介します。
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「リーダー」とは、チームを指揮する最前線の陣頭係ではなく「サーバント」、つまり奉仕者であれと説いた本です。組織を動かすときにはチームの個々に役割を与え、主導者はむしろバックアップする献身的な個人である方が、最大限の効率を生み出せるという論です。組織として成果を上げたい方にはピッタリの本です。
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指導力に必要なのは、話す能力よりもむしろ聞く能力です。本書には、プロインタビュアーの千人近い取材体験から導かれた、本質を引き出す具体的な聞き方論が書かれています。上司からは叱咤され、部下からは敬遠され、そんな板挟みの状況を切り抜けるための秘訣が、聞く力を養うことで得られるのです。
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人間にとって成熟とは何か
曽野 綾子(著)
管理職としてビジネス的な技術が必要になるのは当然。しかし根本として、人の上に立つ以上は人間的に成長する必要があります。本書では成熟をテーマとして、生きるうえでの矛盾に新しい角度からメスを入れています。思想に共感できるかはさておき、違った視野からの考え方を知ることで、深みのある思考を身につけられます。
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Q&A管理職のための労働法の使い方
浅井 隆(著)
管理職にトラブルはつきものです。要領よく業務を遂行していても、予想外の彼方からやってきます。いざトラブルに遭遇した場合、どれだけ軽傷で抑えられるか。リスクヘッジの観点から、労働法についての教養は必要です。本書はトラブルの実例を示したうえで、対するアプローチを回答する構成なので、非常に実用的です。
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組織のマネジメントについて、初歩から丁寧に解説している実践書です。仕事のイロハはもちろん、社内政治や人間関係において失敗しない具体的な方法論まで書かれています。既存のルールやモラルにとらわれない、縛られない、清濁を併せ呑む重要性が語られている、どこまでも実用的なビジネス解体新書です。
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