ブックキュレーターhonto編集員
知的な笑いを楽しもう!世界の文化的背景を学べて笑えるジョーク本
ジョークには文化的背景をもつものが多くあり、国際的なジョークを知ることは異文化を知る一歩にもなります。世界のジョーク全般から日本に関わるジョークまで、幅広い範囲でジョーク集やその背景を説明した本を集めました。機知に富んだジョークに触れて、笑いながら異文化を学んでみませんか。
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ドイツ人のバカ笑い ジョークでたどる現代史
D.トーマ(編) , M.レンツ(編) , C.ハウランド(編) , 西川 賢一(訳)
本書には、東西ドイツやアメリカとの軋轢について、また、政権に対する皮肉といったジョークが収められています。ドイツ人のどこか理論っぽくシニカルなジョークを交えながら、第二次世界大戦終戦から東西ドイツ統合までの近現代の流れを知ることができる一冊です。
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ジョークで読むロシア
菅野 沙織(著)
ロシアの近現代における経済状況や二頭体制の政治について、しっかり学ぶことができる一冊です。一方で時々挟まれるジョークが、くすりとした笑いを呼び起こします。つらいときにこそ「アネクドート(小話)をひねり出す」という、ロシア人の感性に触れることができるでしょう。
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笑う中国人 毒入り中国ジョーク集
相原 茂(著)
本書では、中国ジョークと呼べるもののなかで、特に現代中国に関わるものを紹介しています。「反日ジョーク」を始めとし、汚職にまつわるジョークなどを収載しています。中国の国民性はもとより、政治や経済状況をどのように皮肉るのかを知ることができます。
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世界では日本人はどのように見られ、位置づけられているのかをジョークに登場する日本人の姿から探る一冊です。本書に収載されているジョークでは、日本人のハイテク国家としてのイメージから、几帳面といわれる性格、食事や宗教などの文化にまで広く取り扱われています。日本という国を捉え直すのにも役立ちます。
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著者の早坂隆が今までに出版したジョーク集のなかから、選りすぐりのものを集めたという傑作選です。紛争地をネタにしたものから、日本人に関するもの、アメリカを皮肉ったものまで多様なジョークが集められています。注釈にも目を通しながら読めば、ジョークの味わいも変わる一冊です。
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