ブックキュレーターhonto編集員
初めてでもすっと入り込める!1冊目として読みたいファンタジー小説
ファンタジー小説を読む習慣がない方は、ストーリーが現実離れしていて読みにくいと思っていたり、話が夢物語すぎてついていけないと思っていたりするかもしれません。だけど一度読んでみると、どんな人でも物語の世界に入り込んでしまうのがファンタジーです。今までファンタジー小説に馴染みがなかった方にオススメの一冊を紹介します。
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中学1年生の風雅を主人公に、骨董店を営む彼の両親が行方不明になるところから物語はスタートします。そこに超美形でつっけんどんな青年姿の精霊シャナイアが現れ、共同生活を送ることに・・・。とつぜん非現実世界へ誘い込まれるのですが、2人で骨董店を切り盛りしていく様子はリアルで、ファンタジー初心者でも違和感なく入り込めます。
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とにかくテンポのよいライトノベルです。主人公のオーフェンは優れた黒魔術師なのですが、職業はモグリの金貸しという不思議な設定。そんな彼が、5年前に行方知らずになった最強と言われた天才魔術師アザリーを探す旅に出ます。正真正銘のファンタジーの世界なのですが、登場人物たちの掛け合いが軽妙で、笑いながらすらすらと読むことができます。
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ダヤンは普通の飼い猫でしたが、不思議の国「わちふぃーるど」へある日飛ばされてしまいます。そこは動物たちも2本足で立って人間と同じように言葉を話し、生活を営んでいる世界でした。『きっとあんたは特別な猫よ』と飼い主のリーマちゃんが言ったことが、本当な気がしてくるできごとが起こっていきます。
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ハリー・ポッターと賢者の石 1−1
J.K.ローリング(作) , 松岡 佑子(訳)
映画で『ハリポタ』を観た方は、ファンタジー小説の入り口としてこの原作を読んでみるといいかもしれません。シリーズ第1弾である本書では、人間界で孤児として育てられたハリーが魔法界へと飛び立つ姿が描かれます。普通の子どもだったはずのハリーは魔法界ではなぜか有名人で、それは幸運なことなのか・・・。過酷な運命の歯車が動き出します。
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ペギー・スー 1 魔法の瞳をもつ少女
セルジュ・ブリュソロ(著) , 金子 ゆき子(訳)
暗い雰囲気の14歳のペギー・スーには地球上でただ1人悪いお化けの姿が見えてしまう、という秘密がありました。理由もわからない上に、誰にも理解してもらえないでいます。悪いお化けたちの計画を察知して、ペギーは自分で解決しようとするのですが・・・。誰か自分をわかってほしい!という、読者も同じ気持ちで読み進めることができる物語です。
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