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低年齢化も深刻!依存症の怖さ&大変さがわかるようになる本
ちょっとした気晴らしのために始めた趣味が、依存症を引き起こす原因になっていた。そんな恐ろしい状況は、意外にも私たちの身近にあるようです。アルコールやギャンブル、恋愛に薬物などは、自分自身や家族の生活をガラッと一転させてしまうほどの力をもっています。そんな「依存症」の怖さや大変さがわかる本を紹介します。
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依存症
信田 さよ子(著)
アルコール依存症を中心に、「依存症」全般について詳しく説明している本です。「依存」と「中毒」の違いから、実際の経験談、依存症と関わりが深い「アダルト・チルドレン」についてまで、人が依存症になってしまう仕組みを説明。意思の弱さだけではどうにもならない、病としての依存症の深刻さが伝わってきます。
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SNSやネットゲームを利用する若い世代が陥りやすい、「ネット依存」の問題を取り上げています。ネットの世界がいかに子どもに影響を及ぼしていて、脆弱なつながりを求める若い世代の心の闇がネット依存と深い関係にあるのか。ネット依存に陥った家庭の実例や精神医学的な解説を通して、そういったことが紹介された一冊です。
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私、パチンコ中毒から復帰しました! ギャンブル地獄から完璧に抜け出す方法
本田 白寿(著)
自身がパチンコ中毒だった経験をもつ著者。仕事をサボってしまう、お金使いが荒くなる、ウソをよくつくなど、パチンコにはまってしまうとお金の問題ではなく、人格にまで影響が及ぶことがわかりやすく紹介されています。パチンコをやめるための心構えについても言及されており、「ギャンブル依存」から抜けだしたい方にもオススメです。
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クリスチアーネの真実 薬物依存、売春、蘇生への道
クリスチアーネ・V.フェルシェリノ(著) , ソニア・ヴコヴィッチ(協力) , 阿部 寿美代(訳)
麻薬に手を出し、さらに14歳で売春をするなど荒んだ生活を送るドイツの少女。その過酷な状況を生き抜いた彼女のストーリーはかつて映画化され、彼女の人生にはさまざまなチャンスが舞い込みます。本書ではそれでも「薬物依存」からは抜け出すことができず、その依存が長期にわたって続いている様子がありありと描かれています。
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