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読めば、知らない世界が見えてくる!初めての在日コリアン文学
現在の日本では多くの外国籍の人々が暮らしていますが、そのなかでも「特別永住権」の資格をもっている圧倒的多数は在日コリアンの人々です。同じこの国で暮らしている彼らの存在を他人事だと思っているのだとしたら、それは自分自身の世界観をも狭めているのかもしれません。あなたの視野を広げてくれる、在日コリアン文学を紹介します。
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1930年頃の大阪を舞台にして始まる、あまりにも激しく圧倒的な存在感を放つ金俊平という一人の男の生涯を描いた一冊です。主人公の俊平は、著者・梁石日の父親がモデルになっています。お互いに支え合いながら激動の日本で生き抜いた、当時の在日朝鮮人たちの生活を感じることのできる、映画化もされたベストセラー小説です。
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2004年に自ら命を絶った小説家・鷺沢萠は、自分のなかに確かに流れている「コリアン」の血を真正面から見つめ、在日コリアンが日本で生活していく上で生まれる葛藤や決心を、独特な語り口の小説として発表し続けました。そして、表題作で描かれる「ビューティフル・ネーム」の意味とは・・・。未完の遺稿を含む、彼女が最後に遺した小説集です。
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