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見慣れた風景がいつもと違って見える!?現実世界の境目が見えなくなる本
いつもと変わらない日常のなか、ふとした瞬間に自分以外の物事が遠く感じられる。そんな不思議な経験をしたことはありませんか?そういうとき、今の自分がいる現実世界ではない別の世界への扉が開いているのかもしれません。それと気づかぬうちに異世界へ迷い込んでしまったような、風変りな本を集めてみました。
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表題作は「すぐそばにある異世界」とでもいえるような、不思議な世界を描いた物語です。ある少女の日常が綴られていて、日常をこんなにもドラマティックに感じることができるのか、と驚かされます。家事をこなしているときでさえ心が大きくゆれている主人公の姿を追っているうちに、現実ではないどこか別の世界のお話のように思えてくるでしょう。
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一千一秒物語 改版
稲垣 足穂(著)
「一千一秒物語」は稲垣足穂による掌編集です。街でケンカした流星への怒りが収まらず、夜中、空を通過している流星をピストルで撃ち落としてしまう「流星と格闘した話」、投石に怒り地に下りた月に追いかけられる「投石事件」など、幻想的な世界と現実の感情が混じり合う掌編が集められた、なんとも魅力的な本です。
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