ブックキュレーターhonto編集員
もう悩まない!対人関係に疲れたとき、視点を変えてくれる本
人間の悩みのほとんどは、対人関係に関わることなのだそうです。だけど人間は、1人では生きていけません。そんな人間関係から逃れられないのならば、視点を少し変えてみてはいかがでしょう。そこでここでは、悩み多き現代社会を「生きる知恵」が紹介されたさまざまな本を紹介します。
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「外向型」の快活で行動的な気質がより健全とされている傾向に対して、近年では「内向型」の集中力や創造性が見直されつつあるのだそうです。本書では脳内物質の分泌量などから、外向型と内向型の違いを科学的に解明しています。読後はきっと、自分と違う考え方をする人のことを認められるようになっていることでしょう。
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日本におけるアドラー心理学の第一人者であり、ベストセラー『嫌われる勇気』の著者の1人である岸見一郎による『何とかなると思えるための手引き』の書です。夫の浮気、子どものいじめ、意地悪な同僚など、さまざまな人間関係への対処法が紹介されています。アドラー流の客観的な指摘は厳しくも真を突いているので、問題解決のヒントが見つかるはずです。
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パニック障害や自殺未遂を繰り返しながらも、「負の感情」から抜け出した実体験が綴られた、説得力のある一冊です。憎しみや怒りなどの負の感情から心を守る、具体的なトレーニング法が紹介されています。実践するかしないかはもちろん読者しだいですが、新しい価値観に触れることによって、新しい自分が発見できるかもしれません。
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ブッダの教えをもとに『ムダな反応をしない』ことから幸せを見出すという、目からウロコの自己啓発本です。妄想を上手にリセットする方法や、自由な心を取り戻すエクササイズなどが、わかりやすく紹介されています。『ブッダは超ネガティブ思考だった』という逸話も散りばめられており、ブッダのことが身近に感じられる一冊です。
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ポジティブシンキングが推奨されている現代に、「あきらめ」という新しいアプローチで生き抜いていく知恵が綴られています。タイトルにあるように「半分はあきらめること」がミソで、『9割あきらめても1割は本気で生きること』が重要なのだそうです。「あきらめること」を「受け入れること」と捉えて、少し肩の力を抜いてみてはいかがでしょう。
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