ブックキュレーターhonto編集員
家族を失った悲しみを乗り越える姿から、強く生き抜く意思が伝わり感動する本
愛する人との死別は最もつらいことの一つながら、この世の誰にでも訪れることです。人は死別のつらさや悲しみを、どのように乗り越えているのでしょうか。死の乗り越え方がはっきり示され、そこに強く生き抜こうとする意思がまざまざとあらわれている本を紹介します。切なさや悲しみの後に、前向きになれる晴れやかな感動が身を包むことでしょう。
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25歳で亡くなってしまった一樹。その妻のテツコと、一樹の父・ギフの物語です。一樹の死から7年が過ぎた今でものんびり仲良く一緒に暮らしている2人ですが、ふとしたときに一樹を思い出し、苦しくなることも。やさしく不器用な2人なりに一樹の死を乗り越えることを決意するシーンには、切なさのなかにも力強さが感じられます。
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たったひとつのたからもの 息子・秋雪との六年
加藤 浩美(著)
心臓障害とダウン症をもって生まれ、生後1カ月にして余命1年と宣告された秋雪くんとの日々を、母親が振り返る実話です。大切に育てられた秋雪くんは、6年も生き延びることができました。「ほほえみとともに思い出せることがあれば、人生それで充分」と語る母親が、そう思えるようになるまでに、どれほどつらい思いをしたかが伝わる手記です。
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