ブックキュレーターhonto編集員
子どもを守るために知っておきたい。いじめが起きたときの対処法を学べる本
社会問題ともなっている「いじめ」。特に子どもをめぐるいじめ問題は、子どもの自殺や不登校など心身をおびやかす問題でもあるため、早期の解決や適切な対応が欠かせません。大切な我が子をいじめから守るために、親は何をしたらよいのでしょうか。その不安や疑問を解決するのに役立ち、子どもをいじめから助けるために役立つ本を集めました。
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爆笑問題と考えるいじめという怪物
太田 光(著) , NHK「探検バクモン」取材班(著)
お笑いコンビ・爆笑問題が教育の専門家やいじめ経験者たちと行った、いじめに関する議論がまとめられた本です。いじめを受ける側だけでなく、いじめる側や傍観者などあらゆる角度から議論がなされ、家庭でもいじめについて考える際の参考になります。いじめの本質や対処法について、さまざまな角度から学べます。
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本書では、いじめの発生時期別に「身を守る方法」を紹介。学校生活におけるいじめの「型」を分類し、いじめが起きるまでの流れを説明することで、いじめる側の思考や行動を理解できるようにもなっています。いじめを受けている子が状況を客観的にとらえ、身を守るために何をすべきかを教えてくれます。
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現役教師である著者が、学校現場でのスクールカーストといじめの関係を解説しています。コミュニケーション能力により分類した生徒のタイプ別対処方法や、クラス内トラブルの解決策が具体例で示され、学校現場の視点からいじめへの対処法を提案しています。親の目から見えにくい学校の「今」を知ることができる本です。
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子どものいじめ問題ハンドブック 発見・対応から予防まで
日本弁護士連合会子どもの権利委員会(編)
万が一子どもがいじめに遭ったとき、学校や保護者が取るべき対処法が紹介されています。法的観点からのいじめへの対応方法も述べられ、いじめが起きたとき周囲の大人が何をすべきかが具体的に提示されているのが特徴です。いじめに関する法律についても解説されていて、子どもを守るために役立つ法律知識も学べます。
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中高生の投書をもとに、学校でのさまざまないじめを漫画化した短編集です。いじめる側・いじめられる側、傍観者など、異なる立場の子どもたちの心情を丁寧に描いているのが特徴で、いじめに関わる子どもたちの心を垣間見ることができます。傷ついた子どもの心に寄り添い、共感するのに役立つ本です。
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