ブックキュレーター発達障害経営者 アズ直子
シンプルライフで生きづらさを解消。感性と自分らしさを取り戻す。
発達障害とは生まれつきの脳の発達の偏りで心身に強い過敏さが出るもの。その中でも、特にこだわりが強いと言われるアスペルガー症候群と診断を受けている筆者が、心身が楽になり幸福感も高まるライフスタイルを提言。過剰な刺激をできるだけ排除し、自然のリズムに沿ったシンプルな生き方を選択することで、自分らしさを取り戻せるというもの。
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かたづけられない、時間を守れない、人とのコミュニケーションが上手くできず、「空気が読めない」といつも浮いていしまう筆者が、アスペルガーと診断を受けたことで、生きづらさの原因を知り、対策をしていく過程を描いたエッセイ。原因が脳の発達の偏りにあったということで、テレビなどでも取り上げられた話題作。
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現在の私たちがなぜ南向きの部屋を好むのか、屋内で火を使う鍋料理を愛するか、実は縄文時代をルーツとするということがわかりやすく解説されている。約一万年もの間、平和を維持することができたのか。女系社会で、また自然と上手く共生した縄文の生活を見直すことで、現代の私たちが抱える問題解決のヒントが読み取れる。
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ゆたかな人生が始まるシンプルリスト
ドミニック・ローホー(著) , 笹根 由恵(訳)
最低限のもので生活をする「ミニマリストブーム」の先駆けとなった著作。フランス人でありながら禅や水墨画など日本文化に親しみ、シンプルさをよしとする日本の精神文化を紹介するもの。数多くある人気作品の中でも、本書では生活の中で着目すべきことをリストアップすることで、ライフスタイルの見直しを実践的に行える。
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デンマークの牧師・心理療法士によるHSP(Highly Sensitive Person)についての入門書。過敏ゆえに、生活上独特の工夫が必要だということをわかりやすく説明している。書籍中、自分自身で行える簡単なチェックリストが便利。共感力が高く気配り上手など、HPSを肯定的に捉える文章が好ましい。
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アメリカの思想家ソローが、森の中で自給自足の生活を送り、その中で見出した気づきをまとめた本。著作にはミニマリストを中心に多くのファンがいる。“本当に伝える必要のある情報かどうかを考えれば、ほとんどの情報は不要だ”など、情報や刺激が過多な現代のライフスタイルに対して見直すきっかけを与えてくれる。
ブックキュレーター
発達障害経営者 アズ直子発達障害経営者・著者。2009年にアスペルガー・ADHDの診断を受ける。全国教育機関での講演やテレビ出演などで、生きづらさを抱える人でも社会で活躍できる方法を提唱。渋谷区広尾を拠点に、セラピストを育成するスクールを運営。特に講師の育成を得意とする。幼少時よりうまく人づきあいができないなど生きづらい人生を送ってきたが、2009年に「アスペルガー症候群」と診断を受け、どうしたら生きやすくなるかを徹底研究。独自のコミュニケーションメソッドを確立する。
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