ブックキュレーターhonto編集員
あの頃の自分を思い出したい!がむしゃら気持ちがよみがえってくる青春小説
「若い」というだけで、無条件に勇気があふれ出てくる時期があるものです。若さゆえに突っ走って、がむしゃらで毎日が目まぐるしかった10代の頃・・・、そんな誰しもが経験した時代のことを思い出させてくれる青春小説を集めました。主人公たちの姿に自分を重ねれば、あの頃の勇気がよみがえってくるかもしれません。
- 8
- お気に入り
- 3374
- 閲覧数
-
ぼくは勉強ができない 改版
山田 詠美(著)
17歳の「ぼく」こと時田秀美は高校生で、自由人な母と祖父との3人暮らし。勉強はできないけど女性にはよくモテる秀美は、どこか斜にかまえたようなところがありながらも自分の恋に悩んでいました。登場人物の一人ひとりは欠点がありながらも一生懸命に生きていて、そんな等身大の姿に思わず共感してしまう青春小説です。
-
夜を通して80キロを歩き切る「歩行祭」という高校生活最後の行事で、3年間誰にも言えなかった秘密を清算しようと奮闘する女の子・貴子を主人公にした物語です。夜と課外活動ならではの高揚感に包まれたなかで、高校生たちの想いと秘密が交差する関係性に思わず惹き込まれてしまいます。思春期ならではの揺れ動く気持ちを思い出させてくれます。
-
テストの結果によってA~Fのクラスにわけられ、教室の設備も学力で差別化される学園を舞台にしたお話です。主人公・明久は好きな女の子のために、勝てばよい設備の教室へ移ることができる「試召戦争」を始めます。おバカながらも日々奮闘する明久たちに自分の姿を重ねて、学生時代の恋愛を思い出しながら読んでほしいラブ・コメディです。
-
わけあり転校生であった歩は、ある日、クラスメイトの村松に「漫才コンビを組んでくれ」と頼まれます。戸惑いながらも歩は、文化祭で「漫才ロミオとジュリエット」をやることになり・・・。2人の掛け合いはさることながら、全体を通してくすりと笑える場面が散りばめられています。さらに中学2年生の恋や友情にも、思わずグッとくるはずです。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です