ブックキュレーターhonto編集員
世界を旅した気分になれる!傑作旅小説
世界を旅して価値観や人生観が変わったという人がいます。だけど、旅行先が海外となるとハードルが上がるし、世界中を回るというのも勇気やお金が必要です。そんなとき海外を旅する本を読めば、その土地に実際に行くには及ばなくとも、疑似体験をすることができます。ここではそんな風に世界を旅した気分になれる小説を紹介します。
- 32
- お気に入り
- 17586
- 閲覧数
-
インドのデリーから2万km彼方のロンドンまで乗り合いバスで行くという、日本のバックパッカーたちのバイブルとなっている本です。著者自身の旅行記なので、文章を読むだけでその土地が醸し出す雰囲気が感じられて、旅している感覚になります。ディープで刺激的な疑似体験は、読了後にあなたの価値観を変えてしまうかもしれません。
-
お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、夏休みに訪れたキューバについて綴った旅行記です。社会主義国キューバの空気を肌で感じて、彼は日本の新自由主義のシステムに疑問を抱きます。飼い慣らされ着飾った日本の犬と、キューバの自由奔放な野良犬はどちらが幸せなのか?旅行先の思い出を記しただけの旅行記ではなく、考えさせられる一冊です。
-
オン・ザ・ロード
J.ケルアック(著) , 青山 南(訳)
1950年代に誕生し、当時のアメリカの社会体制に反抗した若者たちを指す「ビートジェネレーション」。その文学の代表作です。自由を求めてアメリカ全土を転々と駆けめぐり、何にも縛られたくないと願う若者の放浪生活を描いた本書のもつ思想や価値観は、世界の文化に多大な影響を与えました。広大な土地を旅したいという方にオススメです。
-
日はまた昇る
ヘミングウェイ(著) , 高見 浩(訳)
ビートジェネレーションの一世代上にあたる、酒や享楽に溺れる「ロストジェネレーション=自堕落な世代」を代表する一冊です。戦傷を負った主人公ジェイクが仲間とともにスペインで送る休暇が描かれています。迫力満点の闘牛や現地の風景や料理、ワインなどの描写が詳細で、スペイン旅を存分に満喫できるでしょう。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です