生きることが楽しくなる!?考え方やモノの見方が変わるかもしれない本

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誰もしたことのない体験や幻の生き物を求めて世界を遍歴してきた辺境作家が語る人生訓です。困難を克服し、窮地を脱した自身の体験から導き出された教訓を10のパターンに分類し、解説しています。本人は大真面目でも周囲から見ると間違っている行動こそ、常識の枠にとらわれない力であることを示しています。

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押されても元に戻ろうとする弾力性を「柔」、押されればその形にとどまる粘土のやわらかさを「塑」と、著者は定義します。デザインに求められるのは、素材や商品そのもののよさを引き出すことといいます。そのためには自己を主張する弾力ではなく、押された力を包み込む、塑の思考を生かすことが大切だと述べています。

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ゲーム理論とは、戦略的な考え方を数学的に記述したものです。そして、利害の観点から他人の行動を予測し、自分の行動に生かしていくことで自分に有利な状況を作ることが戦略的思考です。専門用語を極力避け、身近な例をふんだんに取り入れ、身の回りの経済問題を戦略的に考えられるよう工夫された、ゲーム理論の入門書です。

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疑問は質問を生み、自分が知らないことは何かを気づかせてくれます。質問し続けることで物事の本質にたどり着き、アイデアや解決策が生まれ、やがてイノベーションへとつながります。本書は「美しい質問」を生み出す思考法、訓練法、応用法などを論じた、よい質問から問題解決を導くための教科書といえるでしょう。

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解剖学者にして昆虫採集家、さらにはベストセラー『バカの壁』の著者である養老孟司が、独自の世界観を記した本です。政治や世事と少し距離をおきながら、科学者としての視点、言葉ではなく行動を信ずる姿勢から、世の中の出来事を評論します。著者の力みのない感性や思考に触れると肩の力が抜けてホッとしますが、同時に考えさせられる一冊です。