ブックキュレーターhonto編集員
ゾッとするほど惹きつけられる。不気味で幻想的な物語
怖いものって、「怖い思いをするんだろうな」と思いながらも、見てしまうことがあるものです。「怖いもの見たさ」ということわざがあるように、怖いものには逆に好奇心を刺激されてしまいます。怖くて目を背けたいはずなのに、なぜか惹きつけられてしまう。ここでは、そんな不気味で幻想的な小説やコミックを紹介します。
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過ぎる十七の春
小野 不由美(著)
直樹と典子の兄妹は、従兄・隆の家を訪れました。いつもと変わらない旅行のはずでしたが、ある夜を境に穏やかだった隆が冷酷に変貌してしまいます。やがて異変は、隆の母や直樹にも現れるように。原因を探る直樹に忍び寄る怪異と、徐々に明かされていく家系に秘められた恐ろしい謎。二つの怖さが同時に味わえる物語です。
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亡き人の面影を偲ぶ人々が密かに足を運ぶ、幽霊宿の主人・秋月青之介。幽霊や妖怪の見える彼の前にはワケありの人や幽霊が現れ、胸に秘めた願いを打ち明けます。亡くなった夫を追い求める新妻、はたせない約束に焦がれる幽霊など、現れるのはどこか物悲しく切ない人々ばかり。不思議で謎めいた怖さがあります。
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