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海外の考え方にヒントをもらおう!余暇を生み出すための働き方がわかる本
ほとんど有給休暇も使わず、長時間会社で働く日本人は「勤勉だ」と言われています。しかし長時間働くにもかかわらず、労働生産性が低いというのも事実です。一方、海外では残業なしで長い余暇を楽しみ、なおかつ労働生産性が高い国もあります。日本とはどんなところが違うのでしょうか?海外の働き方にヒントを見つけてみましょう。
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最後はなぜかうまくいくイタリア人
宮嶋勲(著)
数々の一流ブランドを生み出したイタリア人。彼らの働き方は仕事中に家族と長電話をしたり、商談よりも食事を優先したりと、ややルーズにも見えます。そして締め切り間際になってあわてて始めるのですが、なぜだか最後はうまくいく。寄り道を楽しむイタリア人の働き方は、真面目な日本人にとって大きなヒントになるはずです。
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1ヵ月のバカンス休暇を取り、ほとんど残業なしで日本よりGDPが上回るドイツ。生産性の秘訣は優先順位で、まず『そもそも残業しない』と決めて、そこから仕事に優先順位をつけていきます。そのほか『会議はその目的をはっきりさせる』『休暇の予定を社内で見える化』など、効率的な働き方への具体的なヒントが満載です。
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「世界一子どもが幸せな国」と呼ばれるオランダ。しかし30年前はそうではありませんでした。男性は働き、女性は家庭を守るものとされていましたが、「働き方改革」によりすべての人にフレキシブルで多様な働き方が認められるようになったのです。個人では難しい改革も多いのですが、読めばきっと考え方が変わるでしょう。
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世界の一線で活躍するフランス人へのインタビュー集です。ただ働くだけでなく、「人生を楽しむために」いかに働くべきかという美意識や価値観などが書かれていて、それが生産性の高さにもつながっています。職種も編集者やショコラティエ、調香師など多岐に渡り、仕事について考えたい学生にもオススメの一冊です。
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奇跡の経営 一週間毎日が週末発想のススメ
リカルド・セムラー(著) , 岩元 貴久(訳)
組織図も人事部も戦略もないのに、売り上げはわずか6年で3500万ドルから2億1200万ドルへと急成長。そして離職率もほぼゼロ。そんな奇跡のような会社、ブラジルにあるセムコ社のCEOが発表した一冊です。社員を信頼して人間らしい働き方を目指した経営哲学は、今の時代にこそ求められるものなのかもしれません。
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