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二つのジャンルが掛け合わさったら!?「和風ファンタジー×ミステリー」小説
どこか昔の日本に似ている雰囲気だけど、現実にはありえないモノが存在する世界。そんな和風なファンタジー世界を描いた小説では魔法、妖怪などが出てきて、冒険物語になることが多いものです。だけどここでは、「和風ファンタジー×ミステリー」というちょっと変わった小説を紹介します。どちらかのジャンルが好きな方はハマってしまうはずです。
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人の代わりに八咫烏が治める世界「山内」が舞台。大貴族である東家の二の姫・あせびは、世継ぎである若宮の后候補の一人として宮廷へ向かいます。しかし宮廷では侍女の怪死や謎の侵入者、行方不明の手紙など不可解な事件が起こり・・・。華やかな雰囲気の裏に、ミステリーの醍醐味が隠されている小説です。
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近未来の日本の一部に、江戸時代の暮らしを続ける「江戸国」が作られます。江戸国で生まれながら5歳の時に日本へ出国した辰次郎は、とある事情から不治の病「鬼赤痢」が流行している江戸国へ戻りました。彼は病の唯一の生存者であり、病の発生源の手掛かりとなる人物だったのです。時代劇とともに医療ミステリーを楽しめます。
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源氏物語を執筆している主・藤原香子と彼女に仕える阿手木が、朝廷や都で起きた事件に挑む推理小説です。行方不明になった帝ご寵愛の猫の行方や謎の笛の音の正体、源氏物語の一巻である「かかやく日の宮」を闇に葬り去った犯人などを香子こと紫式部が鮮やかに解決します。「平安時代版ホームズとワトソン」の物語といえるでしょう。
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沙維の国の天山で巫女として修行していたソニンは、才能がなかったため家族のもとに帰されます。しかし、ひょんなことから口の聞けない王子・イウォルに仕えることに。宮廷で勤め始めたソニンは権力をめぐる陰謀に巻き込まれ、王子たちの命も危なくなってしまいます。陰謀渦巻く宮廷で真実を追う少女の成長物語です。
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