ブックキュレーターhonto編集員
40代からの目標にしたい!カッコいい人生の先輩たちの本
40代は人生の折り返し地点。いや、分岐点といえるかもしれません。人生経験を積んで色んなことがわかってきたけれど、まだ新しいことにも挑戦できるときです。この分岐点をなんとなく過ごしてしまうのはもったいない。歳を重ねるほどカッコよく深みを増す人生の先輩たちから輝きの秘訣を学び、これからの目標を見つけるヒントになる本を揃えました。
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大女優・草笛光子氏の写真集です。美しく匂い立つような佇まい、エレガントにもカジュアルにも対応する着こなし、映画のワンシーンを切り取ったような写真の数々にため息が出ます。「歳を重ねる」とは、衰えていくことではなく魅力が増していくこと。御年84歳の草笛氏がそう教えてくれているかのようです。
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白洲次郎の流儀
白洲 次郎(ほか著)
白洲次郎の「カッコいいエピソード」は枚挙にいとまがありません。『GHQに、従順ならざる唯一の日本人と言わせた』『マッカーサーを怒鳴りつけた』『日本で最初にジーンズをはいた』など。真偽のほどはともかく、白洲は生涯紳士としての、また日本人としての気概を持ち続けました。そんな白洲次郎の魅力がいっぱい詰まった本です。
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白洲正子自伝
白洲 正子(著)
白洲次郎夫人の白洲正子もまたカッコいい人です。伯爵家に生まれ、幼少期は能をたしなみ、若くしてアメリカに留学。海外文化に通じながら日本文化への造詣が深く、その審美眼で多くのエッセイを著しました。この本は『寄り道が好き』な正子らしく思いつくまま語られた自伝的エッセイで、正子の人となりを知ることができます。
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「ばぁば」の愛称で知られる料理研究家・鈴木登紀子によるエッセイ集です。46歳で料理研究家となった鈴木さんは『40代、50代はそれ(向いているもの、得意なもの)を見極めるのに、とてもいい時期』と語ります。90歳を越えてなお身だしなみに気を配り第一線で活躍している姿に、まだまだこれからだと思わされます。
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パリで出会ったすてきなおじさんたちを集めたこの本は、特におしゃれでもイケメンでもない、でも味のあるおじさんたちをイラスト付きで紹介しています。さまざまな人種の、さまざまな背景を持つおじさんたちの語る「人生で大切なこと」がいいのです。素敵なおじさんになる秘訣は、その人生に誇りを持つことなのかもしれません。
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