ブックキュレーターhonto編集員
大切な人に贈りたい。タイトルから気持ちが伝わってくる本
誕生日やイベントごとのプレゼントで、大切な人に本をあげたいと思ったことはありませんか?内容はさることながら、タイトルを一目見ただけであげた人の気持ちが伝わる本があれば素敵です。ここではそんな時にオススメの、シンプルながらストレートなタイトルが目を惹く本をピックアップしました。
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小説家の治と、その恋人であり末期がんを患った柿緒。彼女を失った後の彼女の家族との回想と、柿緒をテーマに治が書いたとされる小説で構成された連作短編集です。インパクト大のタイトルと『愛は祈りだ。』という強烈な冒頭から、愛する人を想うことや、言葉を紡ぐということについて深く考えさせられます。
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家庭向け総合雑誌「暮らしの手帖」の元編集長・松浦弥太郎。そんな彼が日々の暮らしのなかで発見した、人間関係を円滑にするヒントがまとめられています。情報過多にも感じられる昨今、人との距離感に悩みがちな現代人の心を、やさしい文体と温かい言葉でゆっくりと解きほぐしてくれるでしょう。
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東京の大学院で研究を続ける主人公の前に現れたのは、北海道からゲスト研究員としてやってきた女性・めぐ。自然と惹かれ合う2人でしたが、彼女には誰ともつき合うことができない「ある事情」があり・・・。その事情ゆえ、読み進めるたび切ない気持ちになりながらも、2人の交わす言葉の純粋さに胸が打たれる小説です。
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「ぼく」は新しい発見を教えてくれるおじいちゃんとの散歩が大好き。しかし、世の中には困ったこともたくさんあります。そんな時、おじいちゃんはいつも『だいじょうぶ』という魔法の言葉をかけてくれるのでした。そんな「ぼく」が大人になるまでをやわらかなタッチで描いた、大人にこそ読んで欲しい心に沁みる絵本です。
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どんなにきみがすきだかあててごらん
サム・マクブラットニィ(ぶん) , アニタ・ジェラーム(え) , 小川 仁央(やく)
『ぼくはきみのことこーんなに好きだよ』と、お互い相手をどれだけ好きか、言葉だけでなく身体を使って表現するデカウサギとチビウサギを描いた絵本です。身体が大きい分「好き」の気持ちを多く表現できるデカウサギと、負けずに気持ちを伝えるチビウサギ。そんな2匹の素直なやり取りに思わず笑顔がこぼれることでしょう。
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