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痺れるような真剣勝負が堪らない!実在した剣豪たちが大暴れする時代小説
宮本武蔵や柳生十兵衛をはじめ、日本には「剣豪」と呼ばれる高名な武芸者が多数存在しました。そんな彼らの生き様や武勇伝は、いつの時代も多くの人を惹きつける魅力があります。ここでは、そんな彼らが活躍する傑作時代小説を紹介します。その愚直なまでの剣術馬鹿っぷりと、痺れるような真剣勝負を十二分に堪能できる本ばかりです。
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宮本武蔵 1
吉川 英治(著)
日本一有名な剣豪と言っても過言ではない宮本武蔵ですが、世に根づいている武蔵のイメージを確立したのは間違いなくこの小説です。ストーリーについては割愛しますが、驚くべきはその内容のほとんどが著者の創作という点。不確かな諸説を基に、最強の剣客を目指した男の半生を非常にドラマティックに描いています。
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塚原卜伝 古今無双の剣豪
小島 英記(著)
戦国時代の剣士である塚原卜伝は「幾度も真剣勝負に臨みつつ一度も刀傷を負わなかった」という伝説を残し、「剣聖」と謳われています。そんな彼を主人公にしたこの小説は、剣の道を究めることで人としても成長していく男の姿が非常に爽快に描かれています。史実と創作が上手く絡み合っており、良質の伝記小説のような趣を感じることでしょう。
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伊藤一刀斎 上
好村 兼一(著)
自らも剣道八段の腕前を持つ好村兼一が、謎の多い天才剣士・伊藤一刀斎の波乱の生涯を読み応えたっぷりに描いています。最高位の有段者による真剣勝負の記述は真に迫っており、ゾクゾクするような緊迫感があります。さらに一刀斎の極めた剣術について詳しく語ることで、剣の道の奥深さについても説いています。
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