ブックキュレーターhonto編集員
文明の末路に何を見る――。「ポスト・アポカリプス」を描いた物語
どんなものにも始まりがあれば終わりもあります。文明もその例外ではありません。なんらかの理由で現在の文明が崩壊した後の世界。その風景や社会を描いた作品群を「ポスト・アポカリプス」と呼びます。果たしてそこにはどのような人、あるいは生き物が、どのように暮らしているのでしょうか。そんな崩壊の先を描いた物語を集めました。
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仮想現実のリゾート地で、現実からの連絡が途絶えて1000年。ゲストを迎え入れるAIたちは、終わることのない夏を繰り返していました。しかし謎の男が訪れた後、幻影の楽園は侵略者「蜘蛛」によって一夜にして崩壊します。AI、人間、仮想と現実。二つの存在が交わる時、生まれるのは悲劇か、救いか・・・本書でお確かめください。
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地球の長い午後
ブライアン・オールディス(著) , 伊藤 典夫(訳)
地球の自転が停止し、地上は運動する植物たちの天下となりました。人類は魁偉な植物、昆虫たちの目を逃れて、ひっそりと滅びの時を待っています。老いた長を埋葬するため、月へと歩く植物ツナワタリに長をくっつける旅から物語は始まります。深い緑の牢獄の中で、人々が生きていけるのかを描いたイギリスSFの古典です。
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人類が衰退してはや幾星霜。今や地球の支配者は、ちょっとマヌケでとっても賢い妖精さんです。お菓子作りが趣味の「わたし」は、妖精さんと人間の関係を取り持つ調停官として働き始めるのですが、暴走しがちな妖精さんたちはとんでもない騒動を巻き起こし・・・。不思議な世界観の中で繰り広げられるドタバタSFです。
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