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私たちも当事者!? 「劇場型犯罪」を描いた傑作ミステリー
「劇場型犯罪」とは、犯人がテレビや新聞などのマスメディアを利用し、私たちは観客として演劇や映画を観るかのように進んでいく犯罪のこと。未解決に終わった「グリコ・森永事件」がその代表例で、犯行声明を新聞に送るなどその人目を引く大胆さが特徴です。派手な展開と重いテーマの対比が心に響く、劇場型犯罪を描いたミステリーを紹介します。
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模倣犯 1
宮部 みゆき(著)
連続誘拐殺人事件が発生し、警察をあざ笑うかのように犯人はマスコミに接触し翻弄していきます。犯罪被害者と加害者の家族が抱え直面する問題にも深く切れ込んだ、文庫にしてのべ5巻にも及ぶ大長編ながら飽きず読み進めることができる、著者の代表作の一つです。
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