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「夏の甲子園」が10倍おもしろくなる!高校野球を描いたノンフィクション
「全国高等学校野球選手権大会」、いわゆる「夏の甲子園」にまつわるノンフィクションを集めました。甲子園常連の強豪校による名勝負の裏側、弱小校の下剋上。さらに地方予選敗退校やブラスバンド部の奮闘など、さまざまな視点から高校野球を楽しめる本ばかり。読んでから観戦すれば応援にも熱が入ること間違いなしです。
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野球の強豪校で偏差値70以上、東大合格者を毎年出している公立の進学校を紹介しています。登場する6校は、いずれも文武両道がモットー。限られた設備と時間で甲子園を目指すための指導法や練習法、時間術は社会人にも参考になるでしょう。誠実に野球と勉強に取り組む、選手たちの意識の高さに感服せずにはいられません。
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各都道府県の地方予選に着目し、毎年あと一歩で甲子園に届かない「悲願校」を取り上げています。全国の悲願校を取材し、戦歴や指導者から戦力を分析。甲子園出場がいかに難しいか、出場こそできなくても好チームがいかに多いかがわかります。『敗者にもたくさんの物語がある』という著者の言葉にうなずけるはずです。
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スタンドで応援曲を演奏するブラスバンド、通称「ブラバン」に焦点を当てた本です。応援曲に懐メロが多い理由、強豪校のオリジナル曲誕生秘話など、甲子園で定番の曲の裏話が紹介されています。ブラバンの暑さ・雨対策、ブラバンがない学校はどうする?といったエピソードも満載。スタンドの応援曲に耳をすませたくなる一冊です。
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甲子園が割れた日 松井秀喜5連続敬遠の真実
中村 計(著者)
1992年の高校野球で起きた「松井5敬遠」の真実とその後を追ったノンフィクション。監督や元選手、松井秀喜本人、試合の解説担当者らを徹底取材し、当時の状況と心理を描いています。浮かび上がってきたのは、高校野球にドラマを求める社会の雰囲気、強豪校の勝利至上主義など。高校野球のあり方を考えさせられます。
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県内屈指の弱小野球部が2018年に甲子園初出場を果たすまでの記録です。荒れ果てたグラウンドや部員不足などの逆境を救ったのは、熱血新監督でした。『ここから甲子園にいこうや!』と鼓舞する監督の情熱に胸が熱くなります。野球を通じて部員たちの自己肯定感が育まれていく過程も感動的。高校野球の力を感じることができるでしょう。
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