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読後感、最悪!唯一無二の奇天烈小説
読み終えて感動したりスカッとしたりする小説は数あれど、「この話は一体なんだったのだ・・・」「何が何やらわからない・・・」と、胸にわだかまりを残す小説ほど、不思議と心をつかまれ忘れられないものです。そのような、読み終えて思わず頭を抱えてしまうような奇天烈小説を紹介します。みなさんもぜひ、最悪な読後感を味わってみてください。
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『ねえママ、ママ、この本買って!ダメ!頭悪くなるから‼著者入魂空前絶後の脳捻転お小説』。このような帯文が書かれた本がほかにあったでしょうか。本書には6本の短編が収録されていますが、どれも狂気と混乱とが混じりあっています。読み終えたとき、あなたの脳も捻転していること間違いなし。
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内容を理解することは、ほとんど不可能です。主人公の「ぼく」には、ある朝、脛から毛の代わりにかいわれ大根が生えてきます。不安に思い医院を訪れますが、麻酔を打たれ意識を失い、気がつくとベッドに括りつけられています。しかも、このベッド、「ぼく」の意思に反応して思い通りに移動できるのです。読後感、最悪です。
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