ブックキュレーターhonto編集員
思いっきり泣いてスッキリしませんか?涙が止まらなくなる小説
涙には副交感神経を優位にさせ、ストレス緩和に効果があると言われています。しかし泣こうと思っても、簡単に泣けるわけではありません。そこでここでは、読んでいるうちに思わず涙がこぼれてしまう本を紹介します。なんとなく心がもやもやする・・・そんなときは思いっきり泣いてスッキリしてみてはいかがでしょう。
- 33
- お気に入り
- 5282
- 閲覧数
-
中学校に通えなくなったまいは、初夏のひと月をおばあちゃんの家で過ごすことに。美しい自然のなかで教わるおばあちゃんからの言葉は、大人の私たちこそ心に刻みたいものばかりです。魔女修行を通じて成長していくまいと、おばあちゃんとの絆は心が温まります。ラストのおばあちゃんからの大切な言葉に、涙が止まらなくなるでしょう。
-
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
リリー・フランキー(著)
リリーフランキーによる自伝的な小説です。オトンに愛想をつかして出ていったオカン。オカンが大好きな僕。たまに現れるちょっと破天荒なオトン。ごく普通の親子の関係性が描かれていますが、僕のオカンへの想い、オカンの僕への想いが文章からあふれています。読み終わった後、家族と話したくなるはずです。
-
余命宣告をされた僕の前に現れた悪魔。彼は僕の命を1日伸ばす代わりに、世界から何かを一つを消すと言います。僕は取り引きをして、あらゆるものを消していきます。電話、時計、映画、そして・・・。生きるとは何か、大切なものは何かを改めて考えたくなる本です。最後に僕が選んだ道に、涙してしまうでしょう。
-
秘密
東野 圭吾(著)
事故により死んだはずの妻の意識が宿った娘と、その父親との切ない物語。娘の意識は戻るのか、そして、そのとき妻はどうなるのか?東野圭吾らしいミステリー要素にあふれていながらも、夫婦、親子、被害者と加害者などさまざまな側面を描いた小説です。読み終わってからタイトルを見ると、さらに泣けてきます。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です