ブックキュレーターhonto編集員
あなたにとってはどんな存在?「家族」を考えるきっかけになる小説
掛け替えのない居場所、運命共同体、社会に出るまでの学びの場など、人によって「家族」に対するイメージは千差万別。近い存在だからこそぶつかったり、極端に避けたり、悩ましいドラマが生まれるものです。ここではそんな家族の姿を描いた小説を集めました。あなたにとって「家族」とはどんな存在なのか、考えるきっかけになるでしょう。
- 7
- お気に入り
- 2856
- 閲覧数
-
若くして夫・一樹を亡くしたテツコが、そのままギフ(義父)と同居を続けながら徐々にその死を受け入れていく物語。最愛の人の死はすぐに乗り越えられるものではないけれど、同じ悲しみを共有できる人を「家族」と呼んでもいいと思えてくる。新しい家族のかたちをときにユーモラスにときに優しく描いた、夫婦脚本家による家族小説です。
-
「東京バンドワゴン シリーズ」は、昭和のテレビドラマを彷彿させる東京の下町で古本屋とカフェを経営する4世代大家族の物語です。本書はその番外編で、咲智子おばあさんの若き日のエピソードが満載。勘一とのなれそめも描かれていて、一冊の完結した小説として楽しむことができます。
-
厳格な父と折り合いがつかず20歳で家を出た柏原野々は、天然石の店で働く25歳。父の他界を機に、彼と生前つき合いがあったという女性から連絡が入り、浮気の真偽を探るべく在りし日の父の足跡を辿ります。長男長女が逃げ出すほど厳格だった父の本当の顔とは?笑いあり涙あり、親子の確執について悩む方にオススメの長編小説です。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です