今こそ渋沢栄一の考えを学ぶとき！困難な時代を生き抜くために読みたい本

学生、社会人を問わず、ぜひ読んでほしい一冊です。日本を世界に並ぶ経済大国にするべく奮闘した渋沢栄一は、経営と社会貢献について考え抜いていました。本書を読めば、彼の生きた時代の空気に触れられるとともに、論語を基にした独自の哲学や言葉の一つひとつが、今でも通用することが強く実感できるでしょう。

経営コンサルタントであり、著書も多い池田光が選び抜いた渋沢栄一の名言集。89個もの名言が解説付きで紹介されます。お金との正しいつき合い方や、失敗したときの身の処し方など、収録されている言葉はいずれも身に染みるものばかり。地道にがんばっている人こそ、読めば前向きな気持ちになれるはずです。

科学雑誌「Newton」の初代編集長でもある竹内均によって編集された、論語と渋沢栄一のエッセンスが楽しめる一冊です。渋沢による大久保利通や伊藤博文といった偉人たちの人物評も充実していて、その観察力にさすがのひと言。訳も秀逸でとても読みやすいので、論語の入門書としても最適です。

論語のやさしい解釈本ですが、渋沢栄一がどのような体験をし、何を感じていたのかも詳しく書かれています。西郷隆盛や木戸孝允といった偉人たちとのエピソードも収録されているため、エッセイおよび歴史書としても楽しめるはず。渋沢の哲学と同時に彼の人となりを知りたい人や、歴史に興味のある人にオススメの一冊です。

渋沢栄一の「青淵百話」をわかりやすい文章に編集し直した一冊。実業に対する取り組み方や、よい習慣を身につけて毎日を楽しく暮らすための知恵など、幸せな人生を送るための教えがたっぷり詰まっています。渋沢の考え方は理にかなったものばかりで、刊行から100年経った今も、心に刺さる強いパワーを放っています。