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「館シリーズ」だけじゃない!絵本やマンガでも味わえる綾辻行人の世界
1986年に『十角館の殺人』で鮮烈なデビューを果たし、「新本格の旗手」としてミステリー界を牽引している綾辻行人。デビュー作に続く「館シリーズ」や、アニメ化もされた『Another』が代表作ですが、他にも綾辻ワールドが楽しめる作品は多数あります。漫画原作、絵本などさまざまな著作を通して、綾辻行人の世界を味わってください。
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新興宗教の教祖が姿をくらまし、頭部と左腕が切断された死体で発見される。誰が、なぜ、どのようにして不可能状況下で犯行を行ったのか?著者特有の幻想的、あるいはホラー的なテイストはほぼなく、王道のロジカルな本格ミステリーとして楽しめます。ミステリー作品のパズル的要素をとことん追求した会心作です。
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「犯人当て」に特化した短編集です。フェアかつロジカルではありながら、荒唐無稽で、パロディで、バカミスの要素も取り入れつつ、遊び心も満載。初読の方なら「綾辻行人にこんな一面もあるのか!」と驚くことでしょう。創作の裏側の苦悩や葛藤はリアルなのか・・・と思いつつ、気軽にかつ真剣に犯人探しに挑んでください。
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くうきにんげん
綾辻 行人(作) , 牧野 千穂(絵) , 東 雅夫(編)
「良質な本物の怪談に触れてほしい」という願いから生まれた「怪談えほん」は、多数のミステリー作家が原作を手掛ける人気シリーズ。今作では、牧野千穂による淡くて素敵な、しかしどこか不気味な雰囲気も放つ絵とともに、綾辻行人の怪談が語られます。大人でもじんわりと「怖さ」を感じ取れる、そんな奥深い一冊です。
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