ブックキュレーター映画プロデューサー 叶井俊太郎
いまだにあるブラック企業の実態とは?
10年ほど前に流行った「ブラック企業」。現在は当時よりSNSが発達してブラック企業で働いてた人が退職して暴露するケースもあったりして、企業側もブラックな体質を改善してると思うんだけどどうなんだろ?
- 2
- お気に入り
- 865
- 閲覧数
-
ブラックと呼ばれてる企業で実際に働いてみて、いじめやパワハラがあるのかどうか調べるという就職体験ルポ!これはかなり興味深い。また、犬猫の殺処分やバキュームカー、マグロ漁船で働く人の取材、そしてゲームセンターのUFOキャッチャーだけで生活してる人なども取材。世の中には色々な仕事があるんだなと驚愕しまくり!
-
これも職業体験ルポ本です。ゲイ雑誌のモデル、汁男優、高層ビルの窓拭き、ゴミ収集、新聞勧誘などなど。給料、採用条件、働く環境まで求人情報だけではわからない仕事の裏を全て暴露!キツイ仕事は給料が高いと言われてるが、実際はどうなんだ?という疑問もこれ読めばわかるという就職ガイド本の役割もしてると思う。
-
こちらは約10年前に発売された新書です。ちょうど和民の社員が過労死した時期だと思う。他にも上司のパワハラでうつ病になり自殺してしまった社員とか。今これ読むとこういう上司は今もいるかもな、と思える。パワハラ上司からいかに自分を守るのか、ということも書かれているが例えば労働組合に訴えるとか。でも新入社員にとってはハードル高いかも・・・
-
これは6年前の新書。ブラック企業の実態が世間に認知されたが、被害者は減らないらしい。パワハラにあっても辞めない人が多いと。残業を超えた長時間労働によって洗脳されてる人が多いらしいね。この本は労働組合に相談があったブラック企業の上司たちの実態を暴露しまくる!
-
著者がワタミ、ユニクロのブラック体質を書いたらこの2社の弁護士から内容証明が送られてきたという。まあ、脅しですよね。この2社以外にもブラックな職場について暴露した元社員に通告書を送りつける会社についても暴露。そういえばオレも以前在籍してた某配給会社から内容証明来たな。弁護士付けてやり取りしたら向こうが諦めたけど。こういう嫌がらせする企業って結構あるんだよな。で、オレみたいに個人で弁護士の知り合いいれば企業側もビビるけど。弁護士の知り合いいない人にとってはハードル高いかもな。
ブックキュレーター
映画プロデューサー 叶井俊太郎(株)サイゾーTOCANA編集部 配給宣伝プロデューサー。『キラーコンドーム』などのホラーコメディ映画から、日本でも大ヒットした『アメリ』まで幅広い買い付けと宣伝をプロデュース。ピクトアップ、日刊サイゾーなど雑誌連載コラム多数。主な著書に映画評論家江戸木純氏との共著『映画突破伝』、『ビッグヒットは五感でつかめ!』、奥様で漫画家の倉田真由美氏との共著『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』など。ノンフィクションやコミックを中心に1,000冊を超える本を所有。気になる本があれば片っ端から購入するクセがあり、自宅の本棚には本が日々増加中。
ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です