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納豆の魅力が凝縮!古今東西・納豆を愛する人々が著した本
納豆は好き嫌いがはっきり分かれる食品です。生理的に受けつけないほど嫌いな人がいる一方で、毎日食べるくらい好きな人もいます。納豆が好きな方も嫌いな方も、古今東西の納豆に関する本を読んでみませんか?世界各地で作られていたり、意外な食べ方があったり、きっと納豆に関する新しい発見があるはずです。
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納豆のはなし 文豪も愛した納豆と日本人の暮らし
石塚 修(著)
川柳から近代文学まで、さまざまな作品の中に登場する納豆に関する記述をまとめた一冊。明治時代の納豆売りは極貧の人が就く職業で、正岡子規の『病牀六尺』では彼らを市井の人々がさりげなく支えている様子が記されています。一方、江戸時代の納豆売りは抜け目のない商売人として描かれていて、時代とともに変わるイメージが興味深いです。
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納豆が好き フランス人、ジュリの東京生活
ジュリ・ブランシャン・フジタ(著)
フランス人イラストレーターが見た、日本の生活を描いたコミックエッセイです。外国人ならではの視点でとらえた日本は、見え方も独特でおもしろい!布団の敷き方を図解したり、日本のティッシュは薄すぎて嫌いと主張したり、そして大好きな納豆について語ったり。行動力豊かな著者からパワーをもらえる一冊です。
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納豆を巡る冒険記『謎のアジア納豆』の続編。納豆は日本独自の食文化ではなく、遠くアフリカでも作られていました。現地を訪れて自ら納豆を作りつつ、その国の文化や社会・宗教・民族問題にも考察を広げていきます。大豆があるから納豆を作ったのではなく、納豆を作るために大豆を栽培したという仮説は一考の価値ありです。
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