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迫られる思考の転換。女性がポジティブに老いと向き合うための本
更年期を迎え、やがて閉経。若いときとは違う心身の不調や人間関係の悩み、家族の問題を抱えながら鏡を見るたび老いを感じ、不安になっている女性は多いかもしれません。だけど、老いは誰にでも平等に訪れます。そこで重要になるのが、目前に迫った老いをどう迎えるか、という心構え。ポジティブに老いと向き合うために参考になる本を紹介します。
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『結婚していようがいまいが、だれでも最後はひとり』というキャッチコピーで大ベストセラーになった「おひとりさまの老後シリーズ」の一冊。72歳になった上野千鶴子の、在宅ひとり死の提案です。住み慣れた家での死は「孤独死」ではなく「在宅ひとり死」だと語り、それを踏まえたうえでの老後の幸せな暮らし方を提案しています。
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92歳と54歳、2人の女性精神科医が、人生後半に向けてのあれこれを対談形式で語っています。加齢にともなう心身の不調や世間の厄介ごと、家族の心配、老いに感じる漠然とした不安など。それを克服してきたふたりの人生訓は、老いと向き合う楽しみを教えてくれることでしょう。
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老いに真正面から向き合う著者の姿が清々しい、「女性セブン」で連載されていたエッセイをまとめた一冊です。身体のあちこちに起こる不調を嘆き、時代の移り変わりに戸惑う。連載エッセイなので折々の社会の出来事に関する時評もあり、若い世代の起こす事件に物申してもいます。力強く生きている女性の姿に、勇気づけられるはずです。
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老いを我がこととして実感したとき、今の70代は昔の70代とはまったく違うことに気づくことでしょう。70代はまだ十分に現役世代なのです。そうして迎えた70代をどう生きるかで、今後の健康寿命や老化リスクが大きく変わる・・・というのがこの本の趣旨。いつまでも若くいられるためにできることが学べます。
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