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疲れた心にオススメ。温かく癒される小川糸の本
小川糸は、何気ない日常や人間模様を温かい目線で描くことに定評がある小説家です。また、思わずのどが鳴ってしまうような料理の描写が多いのも魅力の一つ。ここでは、心が疲れてしまったときにオススメしたい小川糸の本を紹介します。登場人物たちの懸命に生きる姿に涙したり、ユーモラスな描写にくすりと笑ううちに、気持ちも癒されていることでしょう。
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ツバキ文具店
小川糸(著)
代書屋を営む鳩子のもとに舞い込むのは、息子同然の猿を亡くした夫婦へのお悔やみや小学生から先生へのラブレターなど、一風変わった手紙の代筆依頼ばかり。しかし、どんな風変わりな依頼にも真摯に向き合い、心を込めて書いた鳩子の手紙は多くの人の人生を変えていきます。大切な人に手紙を書きたくなってくる一冊です。
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大好きな母と2人で暮らす盲目の少女とわ。社会とのつながりを一切持たず、閉ざされた世界で幸せに生きてきたとわですが、ある日突然、母が姿を消してしまいます。前半はページをめくるのが苦しくなるほどの壮絶な描写が続きますが、ぜひ最後まで読んでみてください。生きる力が静かに湧き上がってくるお話です。
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