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伏線回収の快感がたまらないミステリー小説
ミステリーを読む醍醐味に、バラバラの伏線が一本の線でつながる伏線回収を挙げる方は多いでしょう。伊坂幸太郎や辻村深月が伏線回収の名手として有名ですが、この2人以外にもすごい作家はたくさんいますし、名作も数多くあります。「なるほど!」と気づいたときの快感を存分に味わえる名作ミステリーを紹介します。
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IT企業の就活最終選考会に臨む大学生6人の心理戦が楽しめる一冊です。当初は全員で採用を目指しますが、途中でルールが大きく変わるところから物語が動き出します。意外な展開と緻密な構成が絶妙で、新事実によりキャラクターの見方が二転三転して、ハラハラさせられます。「伏線の狙撃手」の異名を持つ浅倉秋成の手腕が発揮された、物語の着地も見事です。
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霊媒を名乗る女性・城塚翡翠が、推理作家・香月とともにその能力で複数の事件を解決していく姿を描きます。発売時の帯に書かれた「すべてが、伏線。」というキャッチコピーが話題となり、2022年にはテレビドラマ化もされた人気作。騙される快感を堪能できるシリーズの第1弾、傑作です。
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