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女性よもっと怒れ。男性優位社会で味わう不快感を自分のせいにしないための本
職場での発言権のなさを当たり前だと思っている女性はいませんか?女性として生きていると、我慢していることさえも意識できずに、当然のように強要されていることはたくさんあります。だけど、男性社会の要求を受け入れるばかりではしんどくなってしまいます。なりたい自分と板挟みになる必要はありません。嫌なことに声を上げたいとき、応援してくれる本を紹介します。
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Because I am a Girl ― わたしは女の子だから
ティム・ブッチャー , グオ・シャオルー , ジョアン・ハリス , キャシー・レット , デボラ・モガー , マリー・フィリップス , アーヴィン・ウェルシュ , 角田光代
国際NGOのプロジェクトで世界各国の少女たちに取材した7人の作家による短編集です。ルポや小説によって少女たちの苦境が伝えられています。支援をする側される側、それぞれの葛藤が一人称で語られているため胸に迫ってきます。前書きは物語に対して距離がありますが、そこで手を止めず本編まで読み進めてみてください。
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日本初の女性によるセックス・トイショップを出店した北原みのりと、精神科医の香山リカが、セックスや性の売買、その暴力性について議論を闘わせます。何かの論争について詳しくなるためや、誰かを論破するために読むというよりも、性の売買がおおっぴらにされている社会に疑問や違和感を抱いた方は、ぜひ手に取ってみてください。
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