ブックキュレーターhonto編集員
後悔ない死を迎えるために。最後まで生き抜くために読んでおきたい本
人にはいつか必ず死が訪れますが、その瞬間までは生きています。老いることは失うだけではありません。死ぬまでにしたいことやできることを、周囲の人と一緒に考えてみませんか?きっとまだ自分にしかできないことがたくさんあるはずです。
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日本における死への準備教育の草分け的存在であるアルフォンス・デーケンが、より良き死を迎えるために書いた一冊。『死を受け止めてなおどう生きるか、今私たちにできることは何か』をユーモラスな筆致でまとめています。神父であり教育者である著者の死生感は温かく、人種や宗教などにかかわらず心に響くはずです。
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思春期の葛藤を描いた『車輪の下』で知られるヘルマン・ヘッセの、老いることに葛藤しながら生まれた随筆および詩を収録した作品集。瑞々しい感性を捉える天賦の才能を持ったヘッセは、老いを描くことにも長けていました。老いにまつわる真実とユーモアが詰まった一冊です。
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臨床心理学者・河合隼雄の「読売新聞」での連載コラムを一冊にまとめました。老いることを成長期になぞらえるように解釈した「絆」という漢字についてのコラムでは、老い方と真正面から向き合った著者の理想が示されていて、一読の価値があります。新聞連載のため短文で読みやすいので、読書が苦手な方にもオススメです。
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