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今こそ読みたい!民族や国家を超えて「人」を描いた金城一紀の小説
軽やかで読みやすくユーモアにあふれた文体ながら、そのなかに哀しみや怒り、信念、人の尊厳などをにじませる作家、それが金城一紀です。『GO』の主人公と同じように朝鮮籍から韓国籍に変えた金城ですが、主義主張などははるか彼方に置き去りにして、民族や国家を超えた人間を描いています。争いの絶えない時代だからこそ読みたい、金城作品を紹介します。
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オチコボレ男子高校に通う「僕たち」の活躍を描いた「ザ・ゾンビーズ・シリーズ」の第1弾。『君たち、世界を変えてみたくはないか?』という教師の言葉に刺激を受けた個性際立つ登場人物たちの、軽やかで突き抜けた明るい青春と恋愛を描いた短編集。その一方で、作品の根底には現代社会への問いかけもある深い物語です。
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「ザ・ゾンビーズ・シリーズ」の第2弾。今回の主人公は、いたって平凡な47歳のサラリーマン。事件に巻き込まれた娘を助けることができなかった主人公は、おバカな高校生ゾンビーズの仲間たちと出会い、娘の信頼を取り戻すために奮闘します。大切なものを守るための冒険譚に、笑いと涙、そしてワクワクが止まりません。
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