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みんなのレビュー1,612件

みんなの評価4.0

評価内訳

1,612 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

とてもすき

2023/08/23 22:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マンゴスチン - この投稿者のレビュー一覧を見る

重暗くて地味な話だけれど結構好きでした。
産みの親と育ての親は子供にとってどちらが親なのかは事情や人によるが、結局子供は親に似るんだなと。
終わり方が切なすぎ。生き残って八日目を見ることができた蝉たちには、なるべく不幸になってほしくないですね。

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紙の本

後半が弱い?

2023/05/23 20:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぷりしら - この投稿者のレビュー一覧を見る

不倫相手の赤ん坊を衝動的に誘拐しての逃避行。圧倒的な筆力で、多くの読者はそれが違法行為であると知りつつ、いつか終わりが来ることを予感しつつも、「このまま逃げ切ってくれ」と願ってしまうのではないか。その分、逃避行が破綻してからの展開が今ひとつに思え印象が薄い。「何をどう書けばいいのか」という正解の持ち合わせもないままにこういう批評をするのもどうかと思うが、それ程前半が良過ぎた、ってことで。

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紙の本

母との関係を考えさせられる

2023/04/13 19:15

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公は2人の女性。不倫相手の子、恵理菜を誘拐して3年半育てた希和子と、大人になった恵理菜。
と書くと、希和子が悪者のように見えるのだが、「八日目の蝉」を読むと、そんな風には思えない。
世間的には希和子は犯罪者なのだが、恵理菜にとっては愛情深い母親だった。
むしろ本当の母親との方が確執を抱えている。
実の母親よりもそのまま希和子に育てられた方が幸せなのではなかったかと思うのは私だけではないはず。

この本を読んで、血のつながりよりも実生活の積み重ねの方が尊いのではないかと思わされた。
そして、私は希和子が恵理菜に注いだほどの愛情を実の子に注げているだろうか。
自問する毎日である。

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電子書籍

明日が見えない絶望の中でも。 生きていること以上の宝はない。 宿命の中でも生き抜く素晴らしさを描いた、角田光代の人間賛歌。

2022/12/27 11:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

不倫相手の新生児を発作的に誘拐してしまった希和子。

友人宅へ。
立ち退きを拒み居座る老女宅へ。
社会から隔離された「エンジェルホーム」へ。
そこで知り合った久美の実家のある小豆島へ。

薫と名付けた少女が4歳になり、小豆島からも逃げようとした時、希和子は逮捕される。

「誘拐犯に育てられた子」として、薫でなく恵理菜としての人生が突然はじまる。

家庭はめちゃくちゃ。友達もいない。だが、帰るところもない。

大学へ進学した真理菜は、ひとり暮らしをはじめる。

そして、妻子ある人の子どもを身ごもってしまう。

21年前のあの人のように。

「八日目の蝉」というタイトルは、七日で死ぬ蝉の断末魔の叫びを思わせた。

だが、読後に全く逆の意味があることを知る。

どんなに救いようのない状況でも。

明日が見えない絶望の中でも。

怨んで怨んで怨み抜いても。

苦しんで苦しんで苦しみ抜いても。

生きていること以上の宝はない。

生きて見つめる景色こそ、その足で歩む人生こそ。

宿命の中でも生き抜く素晴らしさを描いた、角田光代の人間賛歌。

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紙の本

読後の余韻に浸る

2022/04/04 14:23

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カレイの煮付 - この投稿者のレビュー一覧を見る

切ないという読後感が浮かぶ。主人公が子どもを誘拐した罪は消えないが、精一杯愛情を注いで、その子どもを守って来たことには救われる。穏やかで楽しい記憶が、誘拐された子どもに残っていることが、せめてもの救いと思った。

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紙の本

締め付けられるような

2021/12/04 17:50

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

むごい。
何故、このふたりは実の母娘ではないのか。その事実がふたりを、関わる人々を追い込んでいく。
犯人と彼女が不倫相手の家から攫ってきた赤ん坊という位置づけの残酷さ。
それでも、その残酷さの果てにも希望はある。

彼女たちの人生に光があるといいのだけど。

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紙の本

明日が見えない絶望の中でも。 生きていること以上の宝はない。 宿命の中でも生き抜く素晴らしさを描いた、角田光代の人間賛歌。

2021/10/19 10:32

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

不倫相手の新生児を発作的に誘拐してしまった希和子。

友人宅へ。
立ち退きを拒み居座る老女宅へ。
社会から隔離された「エンジェルホーム」へ。
そこで知り合った久美の実家のある小豆島へ。

薫と名付けた少女が4歳になり、小豆島からも逃げようとした時、希和子は逮捕される。

「誘拐犯に育てられた子」として、薫でなく恵理菜としての人生が突然はじまる。

家庭はめちゃくちゃ。友達もいない。だが、帰るところもない。

大学へ進学した真理菜は、ひとり暮らしをはじめる。

そして、妻子ある人の子どもを身ごもってしまう。

21年前のあの人のように。

「八日目の蝉」というタイトルは、七日で死ぬ蝉の断末魔の叫びを思わせた。

だが、読後に全く逆の意味があることを知る。

どんなに救いようのない状況でも。

明日が見えない絶望の中でも。

怨んで怨んで怨み抜いても。

苦しんで苦しんで苦しみ抜いても。

生きていること以上の宝はない。

生きて見つめる景色こそ、その足で歩む人生こそ。

宿命の中でも生き抜く素晴らしさを描いた、角田光代の人間賛歌。

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電子書籍

子供に罪はない

2021/06/08 13:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供にとっては、誰が自分の親なのかなんて、分からないもんね。
びっくりしたのは、子供をさらわれた夫婦が、
1歳違いの妹を授かっていたこと。
そんなものなの?

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紙の本

数々の傑作を世に送り出しておられる角田光代氏の傑作長編小説です!

2020/07/22 10:31

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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、『まどろむ夜のUFO』、『ぼくはきみのおにいさん』、『空中庭園』、『対岸の彼女』など、数々の話題作、名作を世に発表してこられた角田光代氏の傑作作品です。同書も中央公論文芸賞を受賞された名作です。同書の内容は、「逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか」と思い悩みながら、それでも、東京から名古屋へひたすら行き当たりばったりの女たちにかくまわれながら、逃げ延び、そして小豆島へたどり着きます。偽りの母子の先が見えない逃亡生活を描き、読者に、彼女たち二人に光はきざすのかとドキドキさせてくれる長編傑作小説です。ラストまで、読むことが止められません!

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紙の本

八日目の蝉

2020/05/15 20:20

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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る

初めての角田光代さん。どうしても、不倫して相手の子供を攫う女性に共感しきれずやや期待外れでした。そんなに、人生を変えてしまうような価値などない男なのに・・・。

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紙の本

逃避行の果てに見たもの

2020/03/14 05:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

血のつながりのない加害者と被害者の間に、親子以上の絆が芽生えていて切ないです。女性たちの避難場所から瀬戸内海の小島まで、ふたりが辿っていく道のりも心に残ります。

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電子書籍

決死の逃避行

2020/01/02 22:38

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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

やっかい事から逃げる男たちと、形振りかまわず立ち向かう女性たちのコントラストが際立ちます。希和子と薫が築き上げた、束の間の疑似親子関係も感動的です。

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紙の本

ありありと。

2019/11/18 20:52

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:miyajun - この投稿者のレビュー一覧を見る

かなしいことも、こわいことも、よろこびも、ありありと浮かばせる。

登場人物はきっと窮屈なのに、とてつもない解放感を感じさせる。

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紙の本

感じ方

2019/05/08 17:06

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投稿者:deka - この投稿者のレビュー一覧を見る

対岸の彼女を読んだのでこの本も読んでみたが女性としての共感はなかった。サラバにもでてきた女性の宗教団体教祖。話にしやすいのだろうか。
いつの時代にも読んでそう!!とうなずける話だったら面白かったと思う。

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電子書籍

親子愛って、血の繋がりだけじゃない

2018/12/17 16:12

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投稿者:ワズ - この投稿者のレビュー一覧を見る

開幕から意外な展開が多く、初めて読んだときは少々驚きました。ですが、日々私が経験したことないような物語を読み進めるうちに、その母親の心にある娘ではない娘への愛情が伝わってきます。「家族」というくくりについて考えさせられる本です。

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