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紙の本
御子柴弁護士
2018/06/23 15:39
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
園部信一郎、これが御子柴弁護士の始めの名前。幼女殺し、「死体配達人」の名前で今も人々の記憶に残っている、それが御子柴弁護士。
死体に触れるのは、これが二度目だ。冒頭からこの言葉があり、弁護士なのに死体遺棄までして・・・。そんなドキドキから始まった。どんでん返しの繰り返しで、やっぱり中山氏すごい。渡瀬警部と古手川、稲見教官、谷崎会長とこのシリーズを通してキャラがわかりやすくて、面白い。
電子書籍
事件に絡む人たちの歪んだ考えに憎悪。
2017/04/30 20:29
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投稿者:のこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
中山先生の作品のあの空気感は中毒性がありますよね。御子柴シリーズは初めてでしたが、他の作品にも出てきた刑事さんがいて親近感が。息が詰まる展開と、あの事件を彷彿とさせる彼の背景にいつも通り引き込まれて、惜しみつつの読了でした。出会いの大きさも実感。
紙の本
二転三転 すっかり騙された
2022/06/07 21:25
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投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
新刊「鑑定人氏家京太郎」を読んで弁護士御子柴シリーズを知る。
最初の殺人シーン、弁護士御子柴の金の亡者の噂、刑事渡瀬の追及ですっかり騙されていた。
しかし心地良い意外なストーリー展開で、騙されたというより、ミステリーの醍醐味にすっかり浸った。
御子柴の医療少年院での出来事、弁護士としての調査力、法廷での駆け引き、全て見事なシーンだった。
久しぶりにミステリーを堪能し満足感が高い。
次のシリーズが楽しみ。
電子書籍
御子柴礼司シリーズ
2022/05/01 20:41
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投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中山七里さんの作品は、登場人物が他の作品にも絡む。本作品の御子柴礼司も岬洋介シリーズに登場するし、警察官の渡瀬、古川も別作品で主要人物を演じる。
警察もので色々な立場の人物をそれぞれスポットを当てている。
紙の本
「どんでん返しの帝王」の称号は嘘ではなかったです。
2019/07/30 09:28
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「どんでん返しの帝王」の称号は嘘ではなかったです。中盤辺りで、真犯人は東條幹也らしいと推測は出来たが、更なるどんでん返しまでは予想できなかった。もっと凄いのは、推理小説として一級品である以上に、少年期に殺人を犯した主人公:御子柴礼司弁護士の「罪の贖罪」を主題にしていることである。この著者は、少年期に凶悪犯罪を犯す少年たちを「病気」と捉え、内何人かは完全に更生できると信じているらしい。実に興味深い視点であり、引き続き読み込んでみたい著者ですね。一気読みの面白さでした。
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更生とは
2021/08/05 06:34
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投稿者:のんのん - この投稿者のレビュー一覧を見る
贖罪は、どこまで続くのでしょう。罪とは、何か。少し考えさせられた。また、稲見氏の謝罪云々のくだりは、共感した。
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やばい!
2022/02/07 07:58
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投稿者:ちょびリッチ君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
先生の作品初めてです。
色々なシリーズがあるみたいですけど
これから入ってよかった!
すごく面白かったです。
紙の本
二転三転で、意外な結末だった
2021/08/11 12:36
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投稿者:はなこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
中山七里さんのお名前は、(題名は失念してしまったが)何かの短編集で初めて知り、特に面白かったので、他の作品も読んでみたいと思っていた。
この作品はシリーズもので評価も高かったので、手に取ってみた。
主人公の生い立ちは、実際に起こったあの有名な猟奇殺人事件を思い起こさせ、ダークヒーローというにはヘビーすぎると思ったが…
世間を震撼させた犯罪者でも、弁護士になれるんだ…という驚き。
嫌悪感はあるけれど、シリーズ2作目を読むのが楽しみ。
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書き出しがうまい
2021/07/26 04:20
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
死体に触れるのはこれが二度目……という始めのところの文章で、一気読みに走ってしまいました。1ページごとに引き込まれて、どんどん、展開が変わります。日本の少年犯罪の問題点とか考えさせられることも色々……
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やっぱり
2020/08/30 09:10
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投稿者:nonnon - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんでもそうですが、シリーズモノは、一番最初が一番面白いですね。頭を捻ったりドキドキしながら、読み進める。色んな感情が出てきます。
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実際の事件をおもいおこさせる
2018/09/01 05:03
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投稿者:プロビデンス - この投稿者のレビュー一覧を見る
少年Aを思い起こさせるが、どうもそれよりも前にもあった事件を彷彿させる。なかなかミステリアスで、シリーズの続きが気になる。
紙の本
本領発揮
2018/05/03 23:20
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
製材所の社長殺し、それに伴う保険金をめぐっての最高裁判決。一発逆転を狙う弁護士・御子柴礼司は、少年犯罪の過去を持ち、辣腕ながら、悪徳の異名も。中山氏らしく一気に読ませ、二転三転どころか……さすがに面白くはあるのだが、若干の違和感は残る。小説がフィクションであるとの断り書きは野暮にしても、参考文献に「少年A」とあれば、どうしてもあの事件を思い浮かべてしまう。その他いろいろな面で、社会的な問題を想起せざるを得ないのだが、どうだろう。
紙の本
あっと驚く
2016/11/08 13:22
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投稿者:しまんちゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドンドン引き込まれて読み続けました。展開が途中から急激に早くなりしかも一転、二転。最後はやっぱりこの人かと思いましたが真相が深く絡み合った内容でした。映像化するにふさわしい役者さんはパッとは思いつかないですね。
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なかなかの面白い!
2015/09/07 20:08
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投稿者:しじみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
家族に勧められて読みました。
ピアノのシーンは必要なのか、私はそこで少しダレましたが、それ以外はテンポ良い展開で、一気に読みました。
えーっ何ぃ?何?そうかぁ、そう来るのかぁなど、構成にはただただ感心するばかり。
最後の最後まで、予測のつかない展開に目が離せませんでした。
この作品で初めて出会った作家ですが、他の作品も読んでみたいと思っています。
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刑事コロンボ的展開のミステリー
2014/08/05 14:15
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投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作品の主人公である御子柴礼司が、死体を遺棄する所から物語が始まる。であるからそう、最初から犯人が誰かと言う事が分かっている。その犯人がどう追い詰められていくのか・・・そう、かの刑事コロンボ的ミステリーの様相で物語は展開する。その御子柴はある意味敏腕の弁護士ではあるが、法外の費用を要求する悪辣さも持っていた。そして一つの保険金殺人の弁護を請け負う事から、物語がまた進んでいくのだが・・・。
この御子柴の幼少時代の挿話が中々に興味深かった。少年の頃に犯してしまった、取り返しのつかない事件。少年院に入っても何ら反省の念を感じない御子柴が、ある事をきっかけに自分の犯した罪を心から反省する。反省しろと他人がいくら言った所で、分かりはしない。でもいつか反省する事があるとしたら、こういう事なのだなと考えさせられた。丁度現実の世界でも、女子高生が起こした凄惨な事件がテレビを賑わしていたので、なるほどと痛感させられてしまった。
さて物語は終盤何度かひっくり返り、その度に「え?」と驚かされポカンとさせられる。御子柴の過去と現在と、二重に楽しるような逆転痛快ミステリー。この手のカテゴリーでは久々に、してやられた感を楽しめた。